歴史に残るケレンの名優・澤村源之丞について 追加分 | 紀州屋良五郎 ☆大衆演劇・上方芸能☆情報系ブログ

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まいどおおきに〜観劇雑感メモでおます


私が澤村源之丞さんを初めて見たのは私が22歳頃のことで、場所は朝日劇場だったと記憶している。


それまでも大衆演劇はよく見ていて、朝日劇場や浪速クラブはよくでいりしていた。


ある日、朝日劇場で澤村源之丞さんの公演を見て度肝を抜かされた。


劇場の四隅に輪っかがあり(今でも柱に打ってある)、そこに綱が十字に張られていた。

外題は思い出せないが怪猫劇だった。


命綱もつけず、観客の頭上で綱を渡り演技する「ケレンの澤村源之丞さん」を見た。


猿之助のスーパー歌舞伎より遥か以前のことであった。大衆演劇の奥深さをまざまざと見た。


以来、四つ綱を張った芝居を見ていないし、やる人も途絶えた。


かなりの歳月が流れ、今、お孫さんにあたる澤村龍司座長が「劇団源之丞」として公演され流れを受け継ぎ、四谷怪談などを舞台で復活させておられるのはうれしい。


今月は愛知県・あじさい劇場

9月は新潟県・三条東映

10月 光命座
11月 安曇野劇場
12月 安曇野劇場


上記の劇場で、劇団源之丞の公演が見れる


澤村源之丞について

13歳で初舞台を踏み、昭和30年代には一座を率いて浅草の常盤座でも公演した役者。最後の舞台は「澤村謙之介一座」の最長老として、昭和57716日夜、浅草木馬館で十八番の「八百屋お七の人形振り」を舞った。その夜、澤村源之丞さんは逝去した。


板の上で死ぬが役者の本懐と…


木馬館は開場以来初めて劇場を休み源之丞の死を悼んだと記録されている。