まいどおおきに~
大衆演劇の事をいろいろ深く知ろうと思い資料を探すがなかなかない。
橋本正樹氏の各種の著作、雑誌『上方芸能』の特集、鵜飼正樹著の『大衆演劇への旅』など数点ぐらいに絞られてしまう。
各劇団の流れや系譜がわかるものや外題のあらましを解説した資料があれば、随分観劇の手引きになるのだが。
上方落語においても、そんな時期があったが、先代・笑福亭松鶴師をはじめいわいる四天王といわれる方たちが『上方はなし』としてまとめたりして奮闘され、今日の上方落語界があるとおもう。
また、なかでも桂米朝師の業績はあまりに大きい。各種の埋もれた話を丹念に聞き取り調べあげ活字として残されただけでなく、自身も高座にかけて演じられた。
ファンならずともよく知る『地獄八景亡者の戯れ』などがそうである。
米朝師が本来、大東文化大学時代、正岡容門下で落語評論を志しておられ、後に演者に転じられた経緯はあるにせよ、あまりに大きい業績だ。
大衆演劇の台本も、元々口立てということは承知しているが、是れからの発展を考えるときちんと形に残し、あらゆる劇団が学べるように形にまとめる時期に来ているのではないだろうか。
ごきげんようさようなら
業界の益々の発展を切望している旅人・良五郎