今日ゲネプロの前に、光一さんが単独で記者会見を行った。

 

この人はいつもそうだ。

何かが起こると、一人矢面に立つ覚悟で難局に臨む。

 

50人以上もの記者か。

たった一人で大勢の人達の前に立ち、質問に答える。

少しでも失言すればたちまち付け込まれ、非難されるだろう。

それでも光一さんは座長として、人としての尊厳を持って立つ。

本当に強い人だ。

 

私は初日の取材がどうなるのか不安でならなかった。

舞台には関係ない質問をする人達が、必ず出てくると思ったからだ。

これまでの例をみれば、きっとそうなっただろう。

でも、もうそんな事態にはならなくなった。

今後そんな質問する人がいたら、人格と頭の程度を疑われるだろう。

 

この舞台にジャニーズは光一さん一人しか出演していない。

他の出演者の方々や、子役への配慮がやっぱり光一さんらしい。

回りの人達に不愉快な思いをさせたくないんだよね。

そして記者会見への、私達の不安を一掃してくれた。

本当に優しい人だ。

 

でもやっぱり思う。

バツなんてつけなくても良い。
背負うべき十字架なんて無い。

光一さんはいつも真摯に誠実に努力を重ねてきたんだよ。

そして今や押しも押されもせぬ、帝劇の座長、演出家になった。

如何なる事があろうと、その根底にあったものを否定する必要は無いと思う。

 

功はあっても罪は無くならない。

反対に罪はあっても功は無くならない。

それが現実だと私は思うのだ。