大学院での同級生はひとりだけで、
私は絵画専門で、
その子、Aちゃんは、心屋でいう飛ばね族。
私と同じ星座、血液型、姉弟構成も一緒。
母親と弟の年齢も一緒だった。。
それなのに、私とは性格が正反対。
私は割とのんびりタイプで、課題を後回しにしがち。
困ったら人に迷惑かけたくないからひとりでやろうとする。
お金も他人が喜ぶために使う。
旅行先でも、自分のものはほぼ買わず、お土産ばかり買っていた。
Aちゃんは、物事のスピードが早くて、バリバリやっていく。
困ったら人に頼るし、
自分のためにお金を使う。
しかもお金も、バイトを3つ掛け持ちしてたり、祖母から貰ったりしていた。
増やすことだけ考えていた。
もう価値観が違いすぎて、でもそれが逆によかった。
Aちゃんは私のことを、否定することも無く真摯に新しい価値観として受け入れてくれた。
私はAちゃんと出会ってから、旅行先で自分にお金を使うようになった。
AちゃんもAちゃんで、旅行先でお土産を初めて買うようになった。
私たちは、足して2で割ってちょうど良い関係だった。
私は絵画専門で、
Aちゃんは造形だった。
分野は違えど、お互い芸術に対する根っこの考え方は一緒で、
好きな物やときめく部分も一緒だった。
私は本当に大学院に入れてよかったうちの大部分が、このAちゃんの存在だった。
