{3578AA4D-A6E3-44A9-B9E6-F7D6C65D5B5E:01}
2014年芝居初め。「寿三升景清(ことほいでみますかげきよ)」@新橋演舞場
{DEC2AADC-395C-4DD2-9C54-86E6FFF64CD9:01}

{454E983C-96C5-496A-8BF8-F006936801A6:01}
 (幕の海老の画は、故團十郎丈の作、確か(^^;;)

もちろん主役の荒七兵衛景清役は市川海老蔵。1/3の日テレの海老蔵番組をご覧になった方も多いと思いますが、最近海老蔵は市川家の歌舞伎十八番の中で、あまり上演機会のない演目を意欲的に復活させようとしています。「景清」もその一つ。悪という名前ですが悪人ではなく、悪は勇猛さを表した名前。二役こなした中村獅童もおちついたいい芝居で正直驚きました。私の大好きな子役・市川福太郎ちゃんもかむろ(花魁の世話をする幼い子)、人丸役で見事に女の子を演じてました。

成田屋の好みで色々と手を加えることが出来たようで、2幕の荒事の場面では、歌舞伎で初めてという津軽三味線を使い、3幕の一転静謐の場面では、舞台「上」の両サイドには「三升席※(写真4枚目)」と呼ばれる幕見の席を設け、30人ばかりの選ばれたファンが間近で芝居を見ることができたようです。
{D007500C-06B3-49D6-A400-EFC5185803E5:01}


海老ちゃん、低い声から高い声の切り変えが以前は気になりましたが、最近は上っ面だけで言葉にする感じが薄れ、惚れ惚れする。

今年も成田屋メインで芝居見物の予定です。3月、4月と新橋演舞場と大阪での猿之助が演じるスーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者」も、俳優の佐々木蔵之介、福士誠治ら歌舞伎役者以外も出演で面白そうです。

※成田屋からの案内が来たのが24日、締め切り30日で、南方に旅行に出ていた私は日程調整が出来なかった。観劇と別の日に、3幕目のこの15分の為だけに演舞場に足を運べる人限定の企画で2000円也。