7/11/2013 @ ロシア カザン
日本 vs タイ 2-3 ● (26-24 19-25 15-25 25-21 9-15)

スタメン: 1s、5深津 7星野 4塩田 9出耒田 2千々木 11伏見 L3古賀 (途中: 11>1小澤、最後9>12山田)
THAI: 9 2 1 3 5 17 L10

2s 5 7 4 9 2 11 L2 (途中: 9>12、途中から 11>8李、2>6渡邉)
3s 7 4 9 6 8 5 L3 (途中から9>1、途中8>10前田)
4s 2千々木 4塩田 12山田 6渡邊 8李 5深津 L3 (途中 11>1)
5S 2 4 12 6 8 5 L3 (途中8>1) 

アルジェリア戦が中止になった日、タイvsウクライナ戦を観戦してた。
タイのバレーは見ていて楽しいし、どんな局面も、言い方は悪いけど「頭のネジが外れてるんじゃないか?」というくらい楽しそうにプレーする、特に17のセッターが。


そのタイ戦、1s序盤からタイペースで進むも、日本が中盤に逆転、再逆転の後18-20から、ピンサで入った小澤のナイスディグ連発の見ていて楽しいラリーの末星野が決めて20-20の同点に。タイに終盤の弱さが出るかな?位にこの時点ではまだ気軽に見ていた私。しかし日本とは対照的に、タイのセンターのブロックはいい。終盤に入ってもしっかりブロック出来てるタイに苦しめられながらも最後は何とか千々木が決め、日本が先取。一陽来復  ねむり猫のブログ


2Sもタイ主導で開始。5-8から4連続で9-8と逆点し、気分良くなりかけたところから、私のお気に入りのタイのキャプテン9番の憎らしいような攻撃が連続で決まり11-14に再び逆転される。タイは3,9のサイドからの攻撃のほかに高いクイックが気持ちよく決まり徐々に点差が開く。終盤、交代した李が直ぐにブロックを決めたときは(ブロックひさしぶり~)と。でもとき遅しで、最後塩田のサーブミスで19-25でタイにセット取り返される。

3Sは完全にタイペース。相手のクイックは気持ち言いように決まる、サイドは渡邊に出耒田にぞっとするほどブロックされ・・・気がつけば3-9。日本はコレといった攻撃のリズムが作れないまま、ほぼサイド一辺倒。確かにタイのサーブはウクライナに負けないくらいいいサーブで、この日も深津の運動量はハンパない、何とか攻撃につなげている。またこれまでは交代すればいい活躍を見せられた小澤も被ブロックがままみられ、最後もサーブミス。タイが2-1とする。

もしかすると、1S取れた時点で決勝ラウンド行きか、2Sとってもう一点取らないといけなかったのか・・・そんなこと考えながら、ともかくこのセット取らないと・・・と言う状況。日本はとにかくウクライナ戦もそうだったけれど、サイドからのクロスに多分ワンチすら取れてないようにみえ、アタックライン辺りのサイドギリギリ辺りできっちり決められる。何か修正できないのかと思いながら胃がきりきりしてくる。

前のセット千々木が出なかったのだが、そうなるとブロックのプレッシャーが全く効かない様に見えた。このセット彼が戻ってホッとした。序盤のラリーから、タイに少しずつ細かいミスが出るようになる。どんぴしゃで決まっていたセンター攻撃も決まらず、ブロックも出なくなるとここは日本ペース。千々木や山田がサイド攻撃に李のクイックなどで着実にサイドアウト、李はブロックでも得点を挙げ、最後もいいサーブで直接ボールが日本コートに戻ると、千々木が決めて、何とかフルセットに。

5Sはいいところ無く日本はフル負け。

ウクライナ戦同様、確実に決めてくるサイド、高いセンター攻撃に存分に苦しめられた。日本のブロックの効かなさは、特に千々木がはずれると顕著に感じられた。せっかく高いセンターがいても意味のない低いうちだしとか、高さの持ち腐れじゃない?高いクイックといえば、筑波が東日本インカレで日体大を破って優勝した2年前の、出耒田&李のダブルクイックを思い出す。前田も居るし役者そろってるんだから、いっそそれみたいわ~と、正直毒づきたくもなる感じでした。

<写真は、タイ戦ではありませんが、加藤さんはエンド遠くから見てました。エンド客席はありませんでした>