4/7/2013 チャレンジマッチ#2
SunGAIA vs FC東京 ●1-3 (22-25 25-22 23-25 22-25)
スタメン
つくば: 12前田 19久原 4丸山 8出耒田 18加藤 20椿山 L22吉野
東京 10山岡 11ミロ 18山本 28前田 30手塚 4巴(途中から26木村) L山本
第一戦3-2で負けたってことは、フルセットになると勝っても得点差的に厳しい。
勝つなら3-1以上だ・・・なんて当たり前のことを考えながら、友人と食べたランチが美味しかったんだけど馬鹿丁寧で、なんと2時間半もかかりました。
©Y.T.
当然、つくばと立場が同じチャレ女子7位の日立が昇格決めたニュースは届いていた。そして男子が始まる頃会場へ。前日だってジェイテクトの方が元気があり気で、音だけで判断すれば優勢っぽかったわけだけど、この日は応援の音だけじゃなくてほんとうにジェイテクトが波に乗っていた。つくばと戦った2試合のようなドタンバタンでもなく、うなだれでもなく、戦意喪失もなく、のびのびしていた。また三好がイイところなし、いつまでたっても和人が和人らしいプレーを見せない・・そんな展開。ということで、日立に続いて、男子にも入れ替わりが・・・。
目の前のジェイテクトの勝利>昇格権利獲得・・・で、シンプルに勝てばいいと思っていたつくばには、微妙に焦りのような感情は芽生えたでしょうね。わたしでもあったんだから。
試合前の公式練習前、加藤陽一いきなり観客席駆け上がって、2階の応援団長と握手。いろんな意味がこもっていたんだろうなぁ。
1s、序盤から緊張した試合。両チーム出入りの少ない試合。サイド攻撃中心の東京に対して、つくばは丸山や椿山の攻撃も絡めてバランスよく攻めたとは思うけれど、常に1・2点追いかける展開から抜け出せない。終盤にかけて手塚をブロックで止めてようやく17-17で追いついた後、再び手塚やつくばのミス等で再び3点差をつけられると、その点差を埋められないまま1s奪われる。
©Y.T.
2s、出耒田加藤らの攻撃で4-1、ここで早くも東京がタイムアウト。つくばは椿山を中心に攻撃を展開するも、攻めるサーブがなかなか決まらず連続得点が奪えないまま東京に追いつかれる。その後出耒田加藤久原らのらの攻撃で何とか再び突きすと、そのまま1sを奪い返す。
3S、セットカウントがタイになっても、つくばが2セット奪われるかなり厳しい状況は変わらない。ほぼ互角で推移し迎えた終盤、椿山が決めて21-19の場面で、サーブに下がった出耒田を瀧澤に。ここで攻めたサーブがミス、逆に変わった手塚がサーブポイントとなり一気に東京が同点>逆転。23-24でデユースに追いつかれるかという場面での攻めの椿山のサーブは無情にも失点に、つくばは痛い2セット献上。
残されたのは大量得点差で4・5セットを奪うこと。計算はしてないけれど18点とも20点とも・・言われたり。ほんとうに前日のダブルスコアの失セットが恨めしい・・という状況。
「あ、いたた~」 by Dekichan ©Y.T
4S序盤は連続を取ったり取られたりで中盤までは互角。10-10から、東京のミロ祭り。攻撃で決めた後、サーブに下がって2連続サーブポイントで10-13になり、つくばのTO。それでも加藤や出耒田で取り返して再び同点に追いつくが、東京は必死に振り払う。17-20でつくば2度目のTO。ここかつくばサイド陣と手塚の打ち合いでラリー20-24から、久原、そてて椿山のサーブポイント(実はコレがインかアウトかで試合が中断)で22-24。もうひと踏ん張りできるか・・という場面だったが最後はミロが角度ある攻撃を決めて試合終了。東京残留が決まった。
ともかく、入れ替え2戦戦ったつくば、1試合目の4Sを除けば、いい試合だった。そして今年のチームならプレミアでも面白かったんじゃないかと思う。とはいへ、現実はこういう試合ばかりではない。リーグ全部まとめていろいろ考え時だよ、まったく。
「あぁ、負けちゃった~」以外の言葉は、今も見つかってない。
エンドから試合を見ていた朝日健太郎。知り合いがビーチ見ているからか何か知らないけれど、何度か目があったような合わないような気がして、普通に歩いてきたので軽く話してみたら、まぁ感じのいい方。
「加藤が昔と変わらなくてびっくりした・・・実はチャレンジ見るのは初めてなんですけど・・」的なことをおっしゃってた。確かに、JT時代を見たら残念だったかもしれないけれど、今の加藤陽一を見ると、まだインドア現役で頑張ってるんだよな・・・って素直に驚いたと思う。
その、加藤陽一、タイムごとに「(たぶん)塩」をガンガンに食べるというか飲み込むというかしていた。前日の脚がつったことが相当ショックでミネラル補給だったのか。ともかく、この日は若干の交代はあったものの、4セットしっかり。鱈レバだけど、初日に最後までコートに居られたらなぁとは思う。
試合後に、遅れてロビーに現れた加藤陽一。シーズンの労をねぎらおうとファンの列が途切れるのを待って話を。ソックスを下して、むき出しになるはずのふくらはぎはガっチガチにテーピングされていた、そう多分周囲2-3センチ大きくなったんじゃない?という位に。色々体は大変だったんだろうなと想像する。
まぁ積もる話もあったけれど、この2戦の後では、何も言えなかった~。
最初からサンガイアを見てきたものとして、色々考えることのあるシーズンだった。
そして、前監督の松田氏がゴニョゴニョと辞めたあのシーズン後くらいに、色々大きな選択を迫られるのかなと思ったりも。
とにかく、次は黒鷲。同じ組になった合成が、海外試合でグループ戦免除になった関係で、つくばはグループ戦1試合少ない2試合だけで、2日から登場。相手は東レと早稲田だっけ?
東レはもちろん、今年の早稲田って、怖いよ。七里、専田、吉村・・・つくばが苦手そうな選手のデパート。
とはいえ負けてるわけにはいかないので、頑張ってもらいましょう。
明日から関東大学一部春季リーグ開幕。
気持ち入れ替えて筑波大の応援します。