韓国の竹島問題な少し静かになってますが、中国との尖閣問題は一体どうなるんでしょう。
毎日のように報道がありますが、どれが本当でドレがウソなのか、判断に迷うことは多いです。
ただ、竹島問題同様、日本政府の反応が「様子をみる」とか「静観する」とか静か過ぎるんです。韓国は慰安婦問題に関して、韓国の一方的な主張だけを示した碑を建てたり、その主張を文章にしたものを世界各国の大使館等で配布しているとか聞きました。下の中国の記事も、同様です。日本の主張をどうするではなく、自分たちの都合のいいことを拡散して、既成事実にしてしまおう作戦です。一般的に、日中韓以外の人々は、与えられた情報を信じるでしょう。
私は以前尖閣問題に関して、中国に関しては政府が馬鹿じゃないから焦ってないと書きました。ところが、次のトップ間違いない習さん、相当対日強硬論者じゃみたいですね。2週間ばかり表舞台から消えていた習氏、中国国内では実は重病説まででていたんですが、どうやら対日策でも練っていたのか、いきなり動き出しました。中国政府、敵になると怖いです。
さて、いくつかの気になる記事などあります。
日本政府の、日本の伝統的に黙っている手法はいいことでしょうか。キチンと見極めるとか見守るとか…そういう言葉をよく耳にします。
下手すぎます、何もかも。こういう時こそ、(たとえばですよ)電通博報堂とか人に見せ方が分かるところにある程度お金払ってもいいから、日本も日本の主張を大々的に世界にアピールするキャンペーン張る必要があると思います。私はここに税金が投じられても文句は言いません。。 いや都に集まった寄付はこういう所に使ったらどうですか。
一方で、8月の下旬に、下のような記事が出て一時話題になりました。
中国版ツイッター「尖閣は日本領土」企業幹部が実名 根拠に公式地図
このように、一部のインテリを含む層は、中国当局がことさら政治的実権を奪うためや国内の不満のガス抜きのために日本が政治家の道具になっていることは気づいています。とはいえ、13億人の中でたとえ一割でも日本が悪だと思えば、それは日本の人口以上。尖閣諸島近辺に天然資源が確認される前まで中国は見向きもしなかった島、日本のですよ~と、普通に認めていた事実を、全力を使ってひっくり返して、日本が日清戦争のどさくさに紛れて奪ったことにしようとしているんですよ。 中国政府が出していた古い公式地図だって、今頃はどこかに消えたか、新しくねつ造されてるでしょう。上の発言をした中国人企業幹部は今どうしているでしょう。色々気になります。
改めて、日本政府の行っている「沈黙は金」でしょうか。
国民一人一人が、冷静でいることは悪いことではないと思います。デモを推奨しているわけではありません。 でも、ただただ黙って「困ったもんだ」で指をくわえて、見ているだけでいいのか、と。
中国通の政治家、誰かいませんか?
小澤さんは、ここで頑張る気力はないみたいですね。彼はただただ自分が勝つか負けるかしか結局興味がない腰抜けだと、ここにきて改めて思います。
自分の党内の政治力が・求心力が落ちている中でも、与党は与党なんですから、そういうこ事実はなげうってでも「私が中国に行って直接対話してきたらどうだろう」くらいの気力がもしあれば、彼も後世に名が残るんでしょうが、所詮自分のことだけ・・・という残念な人だったのでしょうか。また、野田政権が、小沢さん黙ってて・・・で蓋をしていたとしたら、それはそれで、やはり政権取ってる人たちではなくて、仲間と政治ごっこしている人たちだと思います。
昼間、民主党党首選が野田さんに決まりました。
自民党は誰になるのでしょう。また、先に国際司法裁判所へ竹島のことで提訴した日本、国連演説でこれに関して韓国に裁判を受けるように訴える演説をするわけですが話し手が、野田さん・・・だそうです。う~ん、彼の話し方、外国人を説得できる話し方じゃないんですよね。好き嫌いいい悪いは別として、彼の眼だけで話をしようとする手法は日本以外ではウケない・・・でしょう。おそらく総選挙後自民党の総裁が首相になると思いますが、まじめに外交できる人を希望します。いや外交っていっても領土だけじゃなくて、日本が海外でも儲けられる仕組み、海外マーケットで勝てるビジネス仕組みを国が支えられるようしないと、冗談抜きで400年ぶりの鎖国状態です。
国際司法栽の応訴義務受諾を・・・首相、国連演説へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00001562-yom-pol
鎖国といえば、原発デモ参加の皆さん。脱原発を目指す皆さん。
デモ参加の皆さんは、黙っているこては行けないと気づいた人々です。「何か行動を起こさないといけないと思って・・・」。。素晴らしいです行動を起こすという事。
翻って、この原発ゼロはどうなのか、私はわかりません。理想は「最初からなければよかった・・原発なんて・・・」です。
でも現実はすでにあるのです。生まれてン十年、原発なしの暮らしを経験したことがない、原発のない時代を生きてきていない人間として、軽軽に「ゼロ!」なんて言えません。何度も言いますが、理想です、原発ゼロ。でも、3・11以前はこの原発ゼロを目指す皆さんのほとんどが「ストップ地球温暖化」な人たちなのかなぁと思うと違和感があります。まず入り口としてこの自己矛盾はどうするのか。(この夏、暑かったけれど、自分はこれだけ冷房を我慢して、酷暑も乗り切れた、一人ひとりが頑張れば原発は止ったままで暮らしていける)って実感したのでしょう。でも、産業界はどうなるのか。再び化石燃料に戻るとか、その化石燃料を使った発電所が作って30年も40年もたっててボロボロで、本来はフル稼働するべきではないという事実、代替エネルギーの開発安全運用までまだまだ時間がかかること。そして何より、使用済核燃料はそのまま保管していたらただの爆弾をため込んでいるのと同じだという事、もちろん国外に持ち出しも出来ない…さまざまな事実はどれくらい気づいているのか。ゼロという発想自体が鎖国なのではないかなぁ。
パンドラの箱を開けて生きてきた世界、ふたを閉じても元に戻れないんですよね。
IAEAの査察団が女川原発を視察して、東日本大震災においても構造的に影響がなかったことを確認したどこかで読みました。またNYタイムズだったかウォールストリートジャーナルだったかで、日本の脱原発の発言を「夢」と軽く切り捨てた記事もありました。なんとなく現実に立ち向かうより夢を語る方が気持ちがいいのはわかるんですが、私は安全が確認されている原発は稼働sるのが現実的なのかなぁと思います。原子力を研究している研究者が、脱原発でいなくなり、そもそもン十年先まで安全に管理する技術がこのままではなくなるのではないかという懸念もあります。
こんな大きな問題を引き起こし、原因が安全対策を軽視だった東北電力の罪はいや大罪は重すぎて測ることができません。
とはいえ、信じて行動を起こしている人、声を出している人々は、何も考えずに空気吸っている人よりは偉いと思います。目先の些細なことから、こういう国論を二分するような大きなことまで、自分の意見は持ちましょう。選挙には参加しましょう。どうせ何も変わらない、誰かが代わりにやってくれるという日本人の人任せ主義と、何も言わない国民性が今の日本を作ってきたのです。
沈黙は金ですか?も一度考えましょう。
いつも以上にまとまりが悪いですが、最近頭に来ることが多すぎて、日々疲れます。