ロシアvsブラジル 3-2(19-25, 20-25, 29-27, 25-22 15-9)

ロンドン五輪男子バレーの決勝、すごい試合でしたドンッメラメラパンチ!ブラジルが2Sアップで「え~なんだかんだ言っても決勝をピークにもってくるねブラジル・・・」と思って、シャワー浴びてたら状況が一変してた~。4S目、再び見始めた時点でムセルスキー無双。。。しかもおいおいサイドのバリ高から打ちこんどるやないのぉ~そう試合途中でミドルからサイドに。というわけで、ブラジルは2セットアップののち、3セット落として、金メダルはロシアクラッカーという結末でした。

ロシアは大どんでん返しの試合、この五輪のグループリーグの対アメリカ戦でもやっています(27-29 19-25 26-24 25-16 15-8)。また銅メダルだったイタリアも、オーストラリアに2セットダウンから取り返すってことをやってます(21-25- 18-25 25-21 25-14 15-13)。
ということで
善良なバレー選手バレーファンの皆さん、バレーは最後の最後までわかりませんね

個人的に選評や数字を見るよりもインタビューを読むほうが好きなので、またまた勝手にインタビュー訳です(全部ではありません)。オチはありません
http://www.fivb.org/en/olympics/london2012/viewMatchInfoVB-M.asp?Category=3&MatchNo=38&No=36515

勝ったロシアのアレクノ監督ですが、有名なロシアの小説を引用して話をしてるのでよく意味がつかめません、曰く:
「2度同じ川に入るなというけれど、我々はそうして今回は勝った。そしてそれは勝つべき時だったのだ」ふ~ん、ですねシラー。 <<グループ戦では同対決ブラジルがスト勝ちでした。

一方ブラジルのレゼンデ監督は饒舌。何度もほとんど優勝を手中に収めていた・・的な言い方をしています。画面からもその感じは伝わってましたから(という私は問題の第3セットを見てないわけですが・・・):
「今はただ残念だ、勝利はもうすぐそこだったから(we were very very close)。」「チームのことは本当に誇りに思うし、リオ大会を目指す」「残念で、落胆している」「どうしても勝ちたい試合だったし、もうちょっとだったけれど、手が届かなかった」「最初の3セットは良かったし勝てたのに4セット目で遠のいてしまった」「リズムを取り戻せなかった」「平静を失った・・・」とよくしゃべります。


話は飛びますが、私はこの監督見る度に、五輪の開幕式にも出たMr. Beanことローワン・アトキンソンさんと二人がでるコメディの無声映画とか面白いだろうなぁ~とニヤニヤしますべーっだ!


今回で5大会連続出場ビックリマークとなったロシアのテチューヒン選手もは初めて:
「本当に厳しい試合だった。ロシアの勝利を信じてくれなかった人たちは2セット目が終わって会場を後にしたが、信じてくれた人たちは我々にとってとても大切だ。我々は勇気のあるところを見せられたと思う」

ロシアのミハイロフ選手: 「最初の2セットは本当に厳しくて、我々らしくもなく自分たちを見失っていた。第一セットは心理的に難しかった。でも力を合わせて解決するしかなく、それには自信が必要だった。最初の2セットは恥ずかしさにうなだれていたけれど、自信を無くしたわけではなかったので、もう一度気持ちを通わせて、深呼吸して、また第一セットの様に臨んだ。アレクノ監督がムセルスキーを打ち家のポジションに移して全く別のゲームを組み立ててから良くなった。僕は確かにこの五輪でたくさんの得点を重ねて勝ってきたけれど、それとこれとは関係ない。また点を取れる選手はたくさんいるけれど、すべてのチームが勝てるわけではない。」「バレーボールでロシアはたくさんの金メダルを取ってきたけれど、五輪のメダルは1980年のモスクワ大会以来で、僕は生まれてもいなかった。この金はロシア中のすべての人たちのものだ」

ブラジルのセッター、ブルーノ選手
「今日の結果は受け止めてそこから学ばなければいけない。2セット取って3セット取られたということでは意味がない。それでもさまざまな困難を克服して銀メダルを取れたことはいいこと。特に出だしが良かっただけに負けたことは、明らかに不満だし残念だけれど。。。。」

・・・・・・親子で(監督と)中々往生際が悪いというか、悔しさから頭が離れないみたい・・・・・・

ブラジル、リベロのサントス選手:
「説明できない。難しい試合になることはわかっていたけれど、とにかく信じられない。負けたことはもちろんそうだけど、負け方が受け入れ難いんだショック!。僕たちはリオではヒーローになる」

はい、リオでは今度こそアベック優勝でしょうか、ブラジル!?!?