※ 3月30日に書いて、あげ忘れていました。4月末の日付でUPします。※


加藤陽一の元同僚サミュエル・パピが、2012年度のイタリア代表候補25人に選ばれました。
彼は39歳です、しかも打ち屋さんです、すごいですね。セリエAの11・12シーズンもピアチェンツァで普通に大活躍。日本でもおなじみの元東レのニコロフ先生や、元イタリア代表のズラタノフあたりと3枚看板って感じで頑張ってます。加藤さんが昔一緒に優勝経験した年上の選手が再び国旗を背負う立場に・・・・って、嬉しいニューズに違いありません。

さて、前置きはこれくらいで今日は、敢えて歌舞伎の話。
浅草の隅田公園脇の仮設小屋の平成中村座・夜の部に行ってきました。
2月に引き続き、中村勘太郎アラタメ、6代目勘九郎襲名披露興行。


傾城反魂香 寝てたわけじゃないけど、何か全く覚えがない・・。いや、ほんと記憶ないのよ。
披露口上  勘三郎、我当、扇雀、海老蔵、笹野高史、七之助、勘九郎・・・あとだれだったっけ?ともかく、今回も勘九郎が如何にまじめなお坊ちゃまで芸熱心であるかに、話が終始。逆に海老蔵は「私は、心入れ替えまじめに・・」的な。この舞台だけで許される、(歌舞伎役者ではない)俳優笹野高史さんの口上。淡路屋という屋号までありました。本式の歌舞伎舞台は歌舞伎役者さん以外には許されないそうで、仮設小屋の中村座ならではの笹野さんの口上。とはいえ、この人は中村屋さんの歌舞伎にはあちこちてますよね。海外も一緒に行っているような。わたしも、過去に香川の金毘羅で見たような気がするようなしないような・・・古い記憶があいまいですので、違うかもしrません。

曽我綉侠御所染 御所五郎蔵に勘九郎、土右衛門にmy海老様。
主役は勘九郎なんだけど、海老ちゃんがもってちゃいました~という舞台。勘九郎の声はお父さんの勘三郎にそっくり。声の巾がないからとても軽い感じがする。海老ちゃんは低い声と少しふわ~っと抜ける様に高い声を使って抑揚がでていてやっぱり好きだわ。


元禄花見踊 こちらはもう、れでもお正月の志村けんワールドあたりで聞いたことのある、日本舞踊お名曲。梨園のお坊ちゃまたち総出演、確か一人以外は全員がお父様お爺さま・・・脈々と受け継がれる歌舞伎の血を持つサラブレッドによる有名な舞踊。この中で、一際目を引いたのが、橋之助三田寛子夫妻の3男の名前忘れたけど確か宣生。長男も一緒だったけれど、私にはこの3男の踊りの筋が良すぎるように見えました。まだまだごく小さい印象でしたので、小学生かな?この先10年後20年後に橋之助・三田寛子夫妻の三男が話題になったら思い出してください。

そしてこの終盤クライマックスで、舞台の後ろが2-3間の広さとでも言いましょうかが開き、高速道路は見えるは、裏の家は見えるは・・・のその先に、ライトアップはされてないものの東京スカイツリーのシルエットが浮かんだ・・・・らしいです。私は中央から少し右寄りで、残念ながら見ることができませんでしたが、会場が一瞬溜息でざわつきました。ライティングはしていなかったと思いますが、明るい東京の空にシルエットが浮かんだのでしょう。

そんなこんなで、中村座も楽しかった。
今年は沢山歌舞伎を見たい!と思っているわたしです。