皆さまご存知か、名前くらい耳にしたことある方も多いかと思いいますが、琉球大学名誉教授・地震学者である木村政昭氏は、過去に「阪神淡路大震災」「新潟中越地震」をはじめとした数々の巨大地震や噴火を「事前予告」してきたことで知られています。昨年の東日本大震災は2007年の太平洋学術会議で発表されていた規模と地域とほぼ重なり、あの巨大大地震が想定外ではなかったことを示しました


 最近、金融業界でこの教授のセミナーがありました(金融界では、最近自然災害系のセミナーも多い)。


 何となく、私個人は日々次にくる大地震・津波の恐怖ばかりが念頭にあり、何気におののいてはいたのですが、唯一東日本大震災を予見した同教授の「地震の目」理論によると、次に来るのは巨大地震ではなく富士山大噴火爆弾、だとか。それも4年以内。


 現在首都圏東海沖に「地震の目」はなく、巨大地震が発生する確率はきわめて低いとのことです。とはいえ来ないわけではなく、次のスーパー大地震「M9以上」は鳥島付近に1988年に立ち上がった「目」から推測し2023年±3年・・・・・・とか。ただしM6.5以下の地震に関しては首都圏や東海沖で起きる可能性は否定できないのだそう。もともと巨大地震と火山噴火には強い相関関係があり、すでに富士山は先の1923年の関東大震災を機に活動期に入っている(むしろあれと関係してたのね)。しかしながら、気象庁が活動期は認めても富士山噴火を考えていないので、より深く観察する環境は細微されていない模様。


 噴火による溶岩の影響が都心まで及ぶとは当然考えにくく、昨年の大震災より様々な人的被害は少ないであろうと、無責任ながら少し胸をなでおろしました。そう静岡山梨神奈川東部にお住いの皆様にとっては「冗談じゃない」、胸なでおろすなんて失礼だ!と怒りを受けそうです。でも素直な気持ちですかお。ともかく巨大地震と同じで準備と訓練が大切なのだと思います。直下型地震の準備と噴火による降灰等の準備はまた異なるとおもいますので。


 人的被害は明らかに少なくて済むであろうことは想像できますが、災害復旧活動、経済に与える影響は実は相当なものです。というか、かなりヤバイです。何より、東海道新幹線、東名高速、中央道・・・という日本の大動脈がいずれかの期間分断される。そして火山で恐ろしいことは、数年前のアイスランドの火山噴火で長い間欧州発着の飛行機が軒並み欠航になったことも記憶に新しいと思いますが、火山灰ドクロ。この火山灰の影響で、飛行機は飛ばない、ヘリも飛ばない・・・・という状況が間違いなく起こるからです。大動脈分断、飛行機が飛びません・・・となると、輸送手段は日本海側を経由した鉄道・地上輸送、もしくは太平洋沖を航行する船便?いずれにしても、火山灰というのは中々厄介なものらしく、コンピューターなどに侵入すると簡単に誤作動を引き起こすとか。これによる、さまざまな機関のコンピュータが誤作動または制御不能…なんてことによる機能のマヒも懸念されます。


 また仮に都心に5cmの降灰があったとして、雪の様に溶けて流れるでなく、泥以上に重く固まり、放っておいたらぼこぼこになる・・・なんてことも考えられます。人々が建物周りが5cmの灰をきちんと取り除いたとして、この灰はどこに捨てればいいんでしょう?がれき処理問題ならぬ、火山灰処理問題も新たに発生します。 って、ここまで書いて、きっと政府、地方自治体は富士山噴火を予想しての準備ちかないだろうなと想像


 みなさま、国やらどこかに頼るとか誰かがやってくれるという発想は脇に置いて、自分が出来そうなことはしっかり念頭に置いて準備しておきましょう。待って、何も起こらなくて文句を言うだけのつまらない人間にならないよう、一人ひとりがプライド持って生きましょう&行きましょう


 人生いちどだけです、防災だけじゃなく人任せな態度は止めちゃいましょう。


と、信じるも信じないも、もちろん個人個人の責任でどうぞ!


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