2/26/2012 上位リーグ
SunGAIA vs 富士通 ○3-1(25-22 25-19 24-26 25-21)

スタメン:サンガイア 椿山 加藤 柴田 李 出耒田 前田 L吉野・芳賀
    富士通 北沢 岩井 平澤 中川 勝田 三芳 L藤森

さて昨年来,この対決はいつもフルセット試合で取ったり取られたり・・、サンガイアがチャレンジマッチ進出を目指すには絶対に負けられない相手。レギュラーラウンドの時は結局フル負け・・・。でも前回もこのブログで書いた通り、今季ファンとしての私には焦りがないこんなに自分が応援するチームを信頼して見ているのは多分バレー観戦を始めて初めてのことだと思う。

決して絶対的な強さへの信頼かそういうのとは違う。それどころか絶対勝てるっていう確信なんかもちろんもっていなくて、それと全く別の次元で見ている私の心が穏やかというか試合中はもちろん騒ぐけど)応援する自分のほかに、それを見守る自分がいるような・・・なんか落ち着いた心持ちキラキラ

ともかく日曜、加藤陽一ブログによると、東京マラソンによる渋滞を考慮して早目に出たら逆にめっちゃスムーズだったようで、第3試合なのに第一試合にも間に合う時間に到着した模様。時間が余りすぎて変にならないで~と願うばかり。思ったほどの混乱もないまま、粛々と2試合が進み、さていよいよ第三試合の富士通戦。試合前ロビーのあちらこちらでサンガイアの選手を見かけたけれど、どの選手もとってもリラックスしてる様に見えて(ま、これくらいでいいか?)って感じ。


加藤ファンとしてはうれしい限りの事この日加藤陽一は鬼だったクラッカードキドキ音譜鬼=とてもすごいという意味。飛んでたし打ち抜くコースはすごかったし、何よりブロックさせないすごい迫力。実際ほとんどブロックにかかってなかったから上手に打っていたと思う。

1Sは、終盤まで取ったり取られたりの良いラリーを見せた両チーム、22-19でつくば断然有利?という場面で<当然>富士通が22-21まで持ってくるので、こういう時にいつもヒヤリとさせられる。とはいえ、この日いつも以上に飛んでいた出耒田くんやら椿山やらで、あんまり心配することなく選手。

2S、富士通の先制で始まるも出耒ちゃん、加藤陽一のサーブポイントが続くと、既に安心感。次の柴田恭平のサーブの時には李博、出耒ちゃん、恭平のポイントで一気に5連続、富士通中川をノリノリにさせる空気感はないべーっだ!なんとなくこの点数のまま撮ったり取られたりして、2Sもあっさりと。

李くんと出耒ちゃんが攻撃するとき、体のどこまでネットから出るんだろう~って見てたけどよくわからなかった・・・・とにかく高さを高さとして存分に生かしている。しかも、二人とも器用でがむしゃらな強打だけではなく上手に打つから相手はたまらないだろうなぁ。帳票見てもわかる通り、サンガイアの打ち屋さんは万遍なく活躍しているので、総得点数では上には来ないし、褒めようがない。でもその中でやはり加藤陽一の存在感。点を取るだけでな合格く、瞬間のコート内の把握と声だしキスマークついでにパフォーマンス担当クラッカーも兼ねているので、観客や応援団へのアピール、ベンチ振り向いてマネジャーとの瞬間確認等・・・・・忙しすぎるニコニコ

3S一気に取りたいサンガイア。序盤から気持ちよく連続得点を重ね、10-5のリード。ところがここからキーちゃんのツーに始まって岩井、またまたキーちゃんのサーブポイントと、サンガイアの細かなミス等で気が付けば11-12、加藤監督たまらずこの日初タイム!その後流れは少し富士通さんで2回目のタイムアウトは13-16で富士通。そこから鬼加藤だったり、恭平や出耒ちゃんで、一度は19-18に逆転。さらに加藤&加藤ブロックで21-19と点差を広げたと思うもその後、サンガイアの3連続ミスで逆に21-22で逆転を許す。この辺りが勝ちを意識して固くなったのか。結局デュースまでもつれ、気が付けばいつも勝田さんな彼の攻撃と、サンガイアのミスで一セット献上。

ところで、私はリベロが目立つ試合は好きではないんだけど、サンガイアの目立たない吉野・芳賀がすごいんだわ~合格フリーリベロだからサーブあるなしで適時交代してるんだけど、どちらがコートにいても「あれ~どこから来た?」ってくらいいきなりそこにいる。強烈なスパイクなんかで芳賀君が取れなきゃ取れないで、相手が良かったと諦めもつく。それに加藤陽一は相変わらず加藤で、どんなにサーブで狙われてもめげないし、恭平のサーブレシーブの返し方も「上手いなぁ~」って思わせるひねりがある。そうだ、彼もスペイン行ってたんだっけって改めて思い出した次第。

今までのサンガイアなら、3Sの富士通なら4Sも献上してフルセットパターン。この日の4Sは、恭平が決め下がってすぐにサーブポイントで出だしの流れも好調。全員が全員いい仕事をして常にリードする展開。中盤以降のサーブを含むミスの数が勝敗にそのまま直結したかな。ミスで点を上げた富士通は中川ダンスが披露できる場面が少なかったのは事実。結局、大切な一戦はサンガイアが制し、上位リーグ無傷の3連勝。


さて、残りは警視庁とジェイテクトなんだけど、私は和井田さんのいるサンガイアも好き音譜ラブラブだから、和井田加藤も絶対に見たい。(なぜか、和井田さんには「さん」をつけちゃう)。サンガイアのすごいところは怪我が少ないことじゃないかなぁと思う。ここ数年深刻な怪我をした人って少なくない?消去法的は選手起用はないわけで、もちろんどの選手もいいから、土日はここのところのスタメンで行くのか、少し変えてくるのかわからないけど、正直色んな選手全員を見てみたいという贅沢な悩み。和井田だけじゃなく恵三も久原もガンガンに行けるからね。加藤さんも疲れたら遠慮なく少し休憩してにひひ・・・ってできるかなと思う。

とにかく、先を見すぎないで、ジェイテクト戦より、まずは目先の警視庁戦に集中してもらいたい。
警視庁…怖いもの。警視庁戦をみると、私は都民なのに安全が脅かされている気がする叫び・・・!