予想だにしなかったグチャグチャ感がすごい、男子大会。
ブラジル、アメリカ、ロシア、イタリア・・・まぁこれにキューバとセルビアあたりがかき回して、イランが台風の目かな勝手にわくわくしてましたが、何と第三ラウンド終わって現在ポーランドが首位って!以下、ロシア、イタリア、ブラジル、キューバ・・・。

 そのポーランド、欧州で切符取れなくて、ワイルドカードでロシアとともに上がってきたチーム。
 このワイルドカードの決定が「FIVB、JVAとフジテレビの協議で行われた」って記事をFIVB公式HPで読みました。WC常連でポーランドよりランキングが上のブルガリアじゃなくて(夏のワールドリーグで日本はブルガリアに完敗)、少しでも日本が勝つかもしれないカードってことでポーランド選んだんだろうなぁ何て思ったり。とはいっても、WLはポーランドが3位なんで、順当っちゃぁ順当なんですが、ついつい、この大会で少しでも日本が上に行くように、色々仕掛けがあったのでは?と、ついつい探ってしまう私の悪い癖ドクロです。

 さて、ワールドカップ。
本当に、五輪よりすごい大会だって思います。それを毎回日本で見られてきた、毎回開催国枠で出ていることが、どれほど凄くてありがたいことか、わかってない人は多い。仮にサッカーで、毎回毎回日本でワールドカップが開催されたら世界中で暴動が起きるだろう爆弾ドンッメラメラことを考えると、バレーて何というか。。。。寂しい。こんなにスピード感あって、手に汗握って、かつ知的で、選手全員めちゃくちゃスタイルいいし・・・そんなスポーツ他に無いのに、世間のこのスポーツに対する好感度は今一ってのが残念ショック!

 実はコートエンド解説の加藤陽一音譜、加藤音譜と叫び続けてる割に、私はあまり地上波放送時にしっかり見ていません(ごめんなさいあせる)だって、6時から裏で生放送のすごい試合が繰り広げられてるんです、まずそっち見るでしょ!で、フルセットでも8時半頃生放送が終わり、それから日本戦の地上波。夜中にCMを省いた再放送があるので全部見るのはその録画です。

 外国同士の試合、特に終盤はすごい。イタリア対米国の41-39までの点の取り合いは、もうそれはそれはすごかったです。巷でサーブミスは是か非か、なんて論議も賑やかです。サーブミスするとダメとか意見が出るのは、サーブそのものに技がないからだよ・・・って一言で面倒なのでわざと勝手に簡単に結論づけます。イタリア、ロシア、ブラジル、アメリカ、キューバあたりのサービスはミスになろうがそれは勝つためのギリギリの攻撃。ハッキリ言って色んなリスク取りに行って勝負賭けてるわけです。アドバンテージの時に(もう一点でセット取れますという時)一か八かの強打でネットやはリスク高スギですが、デュースなら攻めなきゃと。最後の一点取るときだって、強弱だけじゃなくコースも右か左か、前か後か…全部考えてそれで芸術的な一サーブを繰り出し、後は拾われても相手に返されても、自チームの最初のディフェンスであるブロックと絡めて、どのようにかカウンターアタックするかです。だから、日本戦の、考えていないように見えるただ力任せサーブとか、単純なイレテケサーブでミスるとイラッとする。ミスしないためだけにイレテケ推奨するのはVレベル、アジア10位まで何じゃないですか?今の日本で唯一そのあたりが分かっていそうなのはゴッツかなぁかお分かってても実践レベルは100とは思いませんが)。

 だから、上位の国同士がギリギリのリスク承知で攻めあう局面でのサーブミスは、見ていて嫌な感じが全くしないOK。むしろ「よし、次こそ!」と見る者の気持ちも切り替えさせる。そしてそれでもどこかで決着…それがバレー。

 そんな試合から、日本戦地上波ディレイ録画放送に変えると、びっくりするほどの違和感ダウン会場を埋めたバルーンを持ったファンの数あせると、黄色い声援のせいだけではなくDASH!煽りすぎる実況と嘘っぱちの解説ガーンだけでなく、明らかに日本選手は「テンパっている」。イタリアだってアメリカって、ブラジルだってみんなテンパる状況は同じに迎えるんだけど、日本には何ともいえない不慣れさと力不足がにじみ出ている。もう全身から狂気にあふれる闘争心…それはそれでいいんだけど、どう見てもギリギリのギリギリ。そんなに緊張したら筋肉が動かないでしょう…ただでさえも筋トレやりすぎなんだから・・・ってまたまた意地悪言いたくなるのよNGなぜ余裕がないカゼのだろうか、というかそもそも余力がないというのがひしひし伝わる。力を120%出して、運が味方すると勝てる!ってそんなのは力じゃない。技術もメンタルも全部備わって普段少し余裕で動け、本当にギリギリの戦いの時に100%以上の力が出せること…これが実力(本当の力量)なんじゃないかな。

 実力が伴っていないのに、メダルとかチャンチャラおかしい・・・・というか、いくらなんでも大風呂敷広げすぎ!です
日本が嫌いじゃないんです、日本人なのでもちろん全日本を応援したいんだけど、どう考えても力不足それを謙虚に認めることを許さない環境が嫌(放送局の絡みだったり、古いくてだれも覚えてない伝統やプライドだったり)。謙虚さがないから、しっかりと現状把握も、改革に向けたきちんとした青写真も作れない、結果、何年も何年も同じところをくるくる回るだけ。本当にしっかりしてよ、日本!です。

あ、今日のブログにオチがありません・・・・どうもすみませんしょぼん

 私は先祖がイタリアなので(笑)イタリア戦をやたら見てるんですが、パワーでもスピードでも高さでも組織力でも・・・一言片づけられないそこはかとない流れでチームは動くのです、はい、ごく主観的ってのはわかってます。すごく仲良しっぽくも見えないし、すごくハイテンションで突っ込んでる感じもないし、すごくノリノリでもないし…要するにイタリアなんです。イタリアといえばすぐに人は「イケメン軍団」とかいいますいけど、実際アズーリにスゴいイケメンはいない気がします正確にはイケメンではなくモテメンラブラブ!です、とっても女性にもてそうな軍団。そして、きっとそれは正しいです。

 顔が美しいとで言えば、今大会ではアメリカのアンダーソンとか、セルビアのアタナシェビッチとかが綺麗なお顔立ちですおススメです。ちなみに、私の好みではありませんべーっだ!