東日本インカレ男子決勝、○筑波大学 vs 日本体育大学 3-0(25-23 29-27 28-26)

筑波優勝クラッカー!ミスが少ない&よくつないでキチンと決める&いいセッター対決で、見所満載だった!!

お互いに連続得点、連続失点が極めて少なく、あっても2.3点。どちらが少し先行するかが変わるだけで安心出来る得点差ですすめることがほとんどないままの3セット。結果が筑波のスト勝ちだったけれど内容的にはそれ以上に感じられた。昨日の慶応戦が大きな振幅の繰り返しなら、日体大戦は微振動がつづく・・というか、緊張レベルがもっと高かった。

既に、あちらこちらで写真や動画がアップされているて話題になっているが、筑波のシンクロというのか(正しい意味でそう呼べるのかは私の守備範囲外)、同じタイミング、スピードで入ってくる攻撃は、その同じさ加減が絶妙過ぎて、見てた友人たちと何度もうなった!観客席が慶応戦ではエンドだったのに対し、日体大戦はサイドだったので真横から見る二人の選手の被り具合はスゴ過ぎ。しかもシンクロそのものが囮で第三の選手が飛び込んで来たりするわけで、何とも、頭使うバレーだわ~と感心。しかも、サンガイアも含めてTSUKUBAではポジション名はあまり意味をなさない・・・・・とは、私の解釈(実際ブロック賞はWSの恵三だったし)。この試合でリベロの白石と交代するのは衛藤と李だけれど、衛藤は今季からオープンも積極的に打つし、李はもともとWSなので彼もクイックだけじゃない。セッター体格のデキタくんは既にみなさまご存知の通り、オープン、バックアタックはもちろん、昨年はMBとして試合してたのでクイックも行ける。佐々木恵三も久原も、クイック以外はほぼ何でもござれ。そういう意味で、ポジションに縛られない自由な攻撃がホントに楽しい。もっとも攻撃が多彩であれば勝てると言うものでもないから、セッターのバランス感覚もいい感じだし、昨日の前田だけでなく、リハビリ中の矢野も何もってくるか分からない意味では面白い。

ともかく、実は筑波筑波といいながら、サンガイアを見初めてから大学も見るようになった私は、ゴッツが卒業してから見ている。ということは前回東日本優勝の2006年の札幌には行っていないので、私はいつも準優勝しかみていなかった。昨年の二部スタートからの全日本インカレ復活の3位も嬉しかったが、今回の優勝はやはりそれくらい嬉しかった。

全日本インカレ3決では、筑波から大商大に移ったセッター須藤と対戦したことで何か凝りのようなものが溶けたドンッ気がしたし、今回の東海、慶応戦での勝ちでは呪縛が解かれたドンッドンッような?その上に、今回の優勝。
まぁ、これは1ファンの勝手な解釈で、当事者は案外気にしてなかったりするんでしょうが、それは、ソレ。
個人賞もそこそこ総なめだけど、全て納得。

書きながら思った。きっと、筑波関係者は、今日はソレを何食わぬ顔で受け止めて、多分先の事を考えている。

・・・・・・・と、ここで、ワタシ的に残念なニュース。出来田くんがドイツへ!詳細が不明だけど、ワールドリーグのインターコンチネンタル・ラウンドの最終戦に召集かな?もう、ぼこぼこにやられてていいとこなしの全日本の敗戦処理に呼ばれて、7/8&9の東西インカレがグチャグチャになったら、それはそれで私は怒るドクロ。それに、どうせ背が高いからと、ワンブロか、ピンサで使うことしか出来ないだろうし。
テレビのKS氏も、おそらく「背が高い割りに動きが俊敏」とか「若いからがーっとムード作っちゃえばいい」的なお言葉しか発さないだろうなダウン

・・・・・・って、タダのドイツ観光旅行だったりしたら、私は↓の二行をどのように収めましょうかショック!


わくば、この前途有望な若者が、策の無い何者かににつぶされませんように、祈念して、今日のブログは終了させていただきます。