オールドソウルとは、
輪廻転生の数が多い魂のことである。

どうも僕は、
そのオールドソウルであるらしい。

※輪廻転生
人は、何度も生まれ変わる。
様々な時代の様々な体験を通して、
魂を成長させるため何度もこの世に生まれ落ちる





幼い頃から、
何故人は生まれて死ぬのだろうか?
いずれ死ぬのに、
何のために生きるのだろうか?
そんなことをよく考える子供だった。


日常では、どんな子供だったかというと
とてもシャイな恥ずかしがり屋で
活発ではしゃいでる子供たちとは違って
あまり目立とうとしない内気な控えめな
子供だった。



よく人の顔色や言動を観察して、
人に迷惑をかけたり、
人にイヤな思いをさせないよう気を遣っていた。



なので、周りの大人たちからは、

「よく気を遣う子だね」

「空気を読む子だね」

「大人しいやさしい子だね」

とよく言われてました。


小学生の時に、
家でお母さんに大変なことがあった時。

その夜、僕はお母さんのことが心配で眠れないでいました。

僕には、2つ下の弟がいるのですが、
その頃同じ部屋で過ごしていて、
弟の方を見ると、
僕の心配をよそにスヤスヤと何事もなかったようにベットで寝ていました。

その時、僕は

(お母さんにあんなことがあったのに、
 こいつよく眠れるな)

と弟の無神経さに半ば呆れてたような
感覚で不思議に思って見ていました。


これは、
今にして思えばわかるのですが、
一言でいうと、
【精神の熟練度】の違いです。


これが先にもあげた輪廻転生の数と関係しているのです。




僕は、大人になってからダンススクールに通っていたことがありました。


そのダンススクールには、
幼稚園に通う小さい子供から
中学生や高校生などの学生、
社会人の大人まで幅広く通う生徒がいて、
中でも、小学生から中学生くらいの女の子がとても多く在籍していました。


ダンススクールでは、
みんな楽しそうにダンスのレッスンを
受けていたのですが、
僕は、そのダンススクールでレッスンを
受けていて、
気になるある1人の小学生の女の子がいました。



髪は編み込みのドレッドヘアで
格好は、ゆるい大き目のTシャツに
少しダボっとした大き目のパンツを履いたヒップホップスタイルで
顔立ちは、男の子っぽく見える
一見ボーイッシュな感じの女の子でした。



僕は、ダンス未経験で始めたため、
レッスン中の先生が教えてくれる振り付けがその場で覚えられず、
レッスン以外の時間に他の生徒の子供たちにどんな風に踊っていたかを教えてもらうことがあったのですが、
子供たちに声をかけると照れや気恥ずかしさから上手く教えてもらえないことがありました。

そんな中、
ドレッドヘアの女の子は他の子と違い、
少し照れながらも僕とちゃんと向き合ってくれ、僕の横に立って振り付けを思い出しながら、
自分なりの言葉で踊りの見本を示しながら教えてくれました。




また、ある時にLOCK(ロック)ダンスというジャンルのレッスンを受けている時に、そのダンス特有の動きから戸惑い
上手く踊れていないように感じた小さい
女の子がいました。

レッスンが進む中、
次第にその女の子が泣き出してしまいました。

すると、
ドレッドの女の子が彼女の元へ行って、
そっと彼女の背中に手をまわし、
大丈夫?と慰めていました。


彼女の横について、
先生の教えてくれた振り付けを見本を見せながら教えてあげていました。


彼女自身も次の振り付けに遅れないよう
覚えながら、空いた時間を見つけてはその女の子の元へ行って教えてあげていました。


レッスンが進んでいく中、
後半には、二手に分かれて披露し合う場面があるのですが、
そんな中でも、終始その子をチラチラ見ては気にかけていたのでした。




年末に1年お世話になったダンススタジオをスクールの生徒みんなで集まって大掃除するのです。

小ちゃい子供たちを年上の子たちが上手にサポートしながら雑巾掛けをします。

日頃お世話になっているスタジオを
みんなで和気あいあいと掃除をするのです。

大掃除を終えて先生から
ダンボールいっぱいのお菓子の差し入れが入りました。


ダンボールの中のお菓子を次から次に元気に取りに行く子供たちの中、

ドレッドの女の子は違い、
自分と自分の周りの友達の子たちに
ちゃんとお菓子が行き渡ったか、
少し離れた所から指で数えていました。


自分のことだけでなく、
周りの友達のことまで思える、
他の子供たちとは、
明らかに違うこの子の大人びた成熟さを
感心して見ていました。




ある時、レッスンが終わり、
スタジオの後ろでかがみながらカバンの前で帰る支度をしていると、

友達と話しながら後ろ歩きで歩いてくる
ドレッドの女の子がいて、

自分の存在に気づかず
僕の身体にぶつかったのでした。


「す、すいません」焦ったように少し恐縮して頭を下げ謝ってきた。

僕は「いいよ」と彼女に気にしないよう
声をかけた。


僕は以前から
彼女がどんな子なのか興味があったので、
「年齢(とし)は?」
と尋ねてみた。


すると、
彼女の口から

「小学4年生」

と返ってきた。

小学4年生でこの貫禄と感心した。


見た目は、
その辺の普通の小学4年生の子たちと
さほど変わらないのだが、

僕には、優れた感受性高い精神性
持った1人の立派な大人のようにも感じた。


しっかりとした受け答えはさることながら、人の気持ちをよく理解できたり、
周囲の空気を読んだ人への気遣いや心配り(こころくばり)ができ、
幼いながらにどこか達観したような所がある。


このように、
実際の年齢とその人の精神性の高さは比例しないのである。

どんなに年齢は幼くても、
魂の年齢が高いということはあるのである。

魂の年齢が高いとは、
何度も生まれ変わり、
色んな時代の時代背景を生きながら
人生で起こり得る様々な局面から
苦難や喜び、挫折や栄光、人間のありとあらゆる喜怒哀楽を味わい、
魂を練り上げた経験が多いことをいう。



そういうたくさんの経験を積んだ
生まれ変わりの多い魂のことを
【オールドソウル】
というのである。