◇秋田東署など作製 67歳女性、銀行に相談
 秋田市内の女性が今月、振り込め詐欺 に遭いそうになった。被害を防ぐ決め手となったのは、秋田東署などが作製した「秘密兵器」だった。
 女性は同市上北手の池田昌子さん(67)。同署などによると2日午後1時ごろ、NTT東日本の職員を名乗る男から自宅に電話があり「電話債権の還付金がある。手続きをすれば7万4000円を返せる」と持ち掛けた。池田さんは住所や携帯電話番号などを伝え、現金自動受払機に行くよう指示を受けた。
 だが電話を切る際に目に入ったのが、受話器に張っていた「振り込め詐欺 に注意!」「相手をしっかり確認」と書かれたシール。同署と秋田東地区金融機関防犯協会が作り高齢者宅などに7月末に配布したばかりだった。
 電話中少しずつ不審に感じていたという池田さん。シールを見て「おやっと思い」銀行に電話で相談。口座から引き落とされないよう手続きを済ませた。
 県内では7月下旬以降、同様の電話が複数確認され数十万円を振り込んだ被害者もあった。池田さんは「冷静になれ、だまされずにすんだ。常に疑う気持ちを持つ必要があると感じた」と話した。
 同署は今後も振り込め詐欺 防止キャンペーンの際などシールを配布する予定
御殿場市の空き家物置に殺害した妻の遺体を遺棄したとして、殺人と死体遺棄の疑いで逮捕、起訴された清水町久米田、元リフォーム業、桑田一也被告(44)=詐欺 罪で公判中=が、数年前から行方不明になっている元交際相手の女性=同市=の失跡(しっそう)について、女性の死体を遺棄したことをほのめかす供述を始めたことが、捜査関係者への取材で分かった。供述に基づいて12日に県警が捜索したところ、遺留物がみつかったという。
県警は発見された遺留物の鑑定を進めるとともに、女性が事件に巻き込まれた可能性もあることから、詳しい事情を知っているとみられる桑田被告をさらに聴取する方針。
捜査関係者によると、女性は数年前に失踪し、家族から捜索願が出されていた。失踪の前後、女性の銀行口座から多額の現金が引き出されていることも判明している。
桑田被告は4月、沼津市の知人女性から現金をだまし取ったとして、詐欺 罪で起訴された。
5月には、金銭をめぐるトラブルから妻=当時(25)=の首を絞めて殺害し、遺体を前妻の住んでいた御殿場市萩原の空き家物置に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の疑いで再逮捕、起訴されていた。
引っ越し会社大手「アートコーポレーション」(大阪府大東市)の寺田寿男前会長(64)から女性タレントへのわいせつ行為に対する損害賠償の名目で約20 円をだまし取ろうとしたとして、大阪府警捜査4課は8日、詐欺未遂の疑いで指名手配していた埼玉県八潮市、芸能事務所社長、高野一男容疑者(58)を逮捕したと発表した。同課によると、容疑を否認しているという。
この事件で府警は、詐欺 未遂容疑で、芸能事務所社員の松尾俊一容疑者(47)を逮捕、別の男1人を指名手配している。