紹介状を持って…


かかりつけ医へ紹介状を取りに行きました。

2週間後の予約が取れていたので、多少ドキドキしながらその日を待ちます。


紹介状を書いてもらった病院は、市で手術を受けるならここ。という大きな病院です。

患者さんは常にいっぱい。待ち時間も長いと聞いていたので、13時30分の予約で、12時30分には受付をすませて診察室の前で待ちます。


呼ばれない…

全然呼ばれない…


産婦人科では、病棟での緊急時に先生が動かれるとのこと。きっとトラブルなど色々あったのでしょう。

結局呼ばれたのは16時30分。しかも、予定していた先生ではなく別の先生が見てくださいました。


・紹介状を見て問診

腹腔鏡手術を希望していますと伝える


・内診

あぁこれは大きいですね。10センチこえてますね。お腹の上からでもおヘソの上まであるのがわかりますね。この大きさだと、聞かれてると思いますが腹腔鏡手術は難しいかもしれないですね。


・子宮頸がんの検査は今年度されてますが、子宮体がんの検査はされたことありますか?

ありません。


・ではしますね。もしこれで陽性だったら、早めの手術ですね。

この検査痛いですか?→痛いと言われる方が多いですね。

痛かった。激痛ではないけど、逃しようのない痛みというか…頸がん検診よりも痛くて、その余韻も長かった。しばらく圧迫感を感じていました。


診察室へ戻り…

かかりつけ医の先生も仰ってたと思いますが、この大きさだとやはり開腹手術になりますね。


手術の希望日は仕事の都合と家族の都合とで、3月だと伝えたところ…3月某日に決定。


では薬を飲んで小さくできる可能性にかけましょう。


レルミナを処方されました。

副作用があるので、6ヶ月間しか飲めません。

手術まで5ヶ月あるので、小さくなれば腹腔鏡手術ができるかもしれません。そこまでならなくても、開腹手術の切るサイズを小さくできるメリットもありますから。


次はMRI撮影へ1度来てください。

薬の影響の話もあるので、3週間後診察予約をとります。その時は本来今日診てくださるはずだった先生になります。腹腔鏡手術に積極的な先生なので、希望されてることお伝えしておきますね。


お礼を伝えて病院をあとに。

5時間以上病院に…長かった1日でした。


しかし…

薬局でレルミナ受け取り支払いで更にビックリ。

3週間分の処方で6100円。

高いとは聞いていたけど、本当に高い。

頑張って飲むから効いてほしい。


最後にさらなる衝撃を受けて、本当にその日の病院終了となりました。











子宮筋腫発覚〜現在まで②


病院で手術の話が出たが即決できず、家族に相談するため、1度保留にしてもらいました。

この時すでに、腹腔鏡での手術は無理だと思うから、開腹で子宮全摘になると思います。と言われていました。


私の中ではほぼ手術をすることは決めてはいましたが、子供達のことも、家の事も、仕事の事もある。なのでその場で即決はできませんでした。


〜相談後〜
夫「それは俺がどうこう言えるほど選択肢がある話なの?もう今の時点で手術することは内心決めてるでしょ。先生もそう言うんだし、それがベストなんだろうね。」

子①「わかった〜テスト期間避けてくれたら助かる〜」

子②「いってらっしゃ〜い」

あっという間に相談終了。
かかりつけ医に電話をして、紹介状を書いてもらうことになりました。


私は子宮全摘を提案されて、抵抗なく受け入れられました。36歳で筋腫が大きくなっていると分かった時に、もし摘出を提案されたらしよう。と思っていたからです。
後に色々とネット検索をしていて目についたのですが、
子宮は女性のシンボルだから絶対に残したい
なるほど。そういう考えもあるのか。

手術の報告を友人数名にしたところ、筋腫だけにはしないの?全摘なの?と聞かれた事がありました。
そうか。やっぱりそう思うのか。

幸いと言ってよいのかわかりませんが、女性のシンボル的な考えは私には無かったです。それよりも

・筋腫がもっと大きくなってお腹がボッコリ出るかもしれない 
・今は酷い症状は自覚してないけど、大きくなるにつれて症状が出てくるかもしれない
・子宮を温存したとしても筋腫ができる体質と分かっているので、またできて今度は酷い症状が出るかもしれない。そうなれば再手術になるかもしれない
という私にとってのデメリット

・毎月の生理に悩まなくてすむ
・筋腫が大きくなるかもと悩まなくてすむ
・子宮系の癌のリスクがなくなる
というメリット

これらを比較した時、子宮全摘がベストだと思いました。
温存したい人を否定するわけではありません。
先生の考え、私の考え、夫の考えが一緒だったから、抵抗なく受け入れられただけです。

ただ、一つ疑問が浮かびました。
先生からは温存の可能性は話されませんでした。
年齢的に全摘で良いでしょうと思われたのか…
筋腫が大きいから、筋腫のみの摘出だとリスクが高いからなのか…
紹介状を書いてもらった病院で改めて先生にお話を聞き、その部分を聞けたらいいなと思っています。









子宮筋腫発覚〜現在まで①


第二子出産後、健康診断も受けたことはありませんでした。


30歳の時に市からの検診案内が届き、子宮頸がん検診を受けられるとのこと。せっかくだから行ってみようかなと思い妊娠時にお世話になっていた病院を受診。

その時に、筋腫があることがわかりました。

4センチ台と3センチ台がひとつずつ。

自覚症状は一切なかったため「子宮の外側にできるタイプの筋腫でしょう」とのこと。

定期的に様子を見ていきましょう。と言われます。


…が、日々の忙しさを言い訳に病院へは行かず。

筋腫の存在は完全に忘れていました。


34歳で夫の職場で主婦検診の案内があり、別の病院で人間ドックを受けました。子宮筋腫の事は忘れていたけど、子宮頸がん検診をと思い婦人科も受診。

エコー・触診をしてもらったのですが…

「卵巣の腫れも無いし筋腫も無し!大丈夫だね」

と。子宮頸がん検診結果だけで満足していました。


36歳で再び市からの検診案内が届き、妊娠時にお世話になっていた婦人科受診。

先生がカルテを見てすぐ、筋腫がありましたね。と一言。

すっかり忘れていた私はビックリ。

内診台でエコー・触診を受けてすぐ

「すごく大きくなってますよ。体調は大丈夫でしたか?」と先生。

子宮の前側7センチ台、後ろ側4センチ台に筋腫が大きくなっていました。

だいぶ大きいけど体調に異変は感じていなかったし、私も何も思っていなかったので、1年に1度経過観察をしましょう。と言われ終了。かかりつけの病院で受診することは大切だなと痛感。


…でも人間ドックを受けた病院は市では本当に多くの人が検診を受ける所…当たり前に人間ドックを受けて安心してたけど、そこしか受けてなかったら、見つけて貰えてなかったんだ…


それから年に1度は筋腫の経過観察のため受診。

年々大きくなっていたものの、体調に変化はなく、先生からも何も言われなかったので、そのまま。


39歳になり、ある日朝起きて仰向けのときにふと気づく。

あれ…お腹が何か硬いかも…

のんきな私は、あれ〜インナーマッスルついてんじゃない??いい感じかも!

とか思っていました。

でも何かおかしい。

仰向けになると、右の下腹部がボコっと出ています。硬い丸い物を触って感じられて、その時初めて「これもしかして筋腫?」と思いました。

その年の定期検診でその事を話し受診した結果、前側の筋腫は10センチ以上。後ろ側はちょっとなかなか見えないとのこと。

だいぶ大きくなってしまいましたね…取りますか?と先生。

正直、これがお腹にあるのは気持ち悪い。

子供達の学校生活も考えると今年度がベストなタイミングではある。…でも即決はできず…帰って家族と相談してみます。と帰宅。