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こんにちは。
昨日の続きです。
母には、自分の満たされない思いを人に埋めてもらおうとするところがあり、それが底無しに感じられる、と昨日の記事で書きました。
それはなぜなのだろう・・と考えてみると、母が幼い頃に溜め込んだ満たされない思いを、未だに誰かに埋めてもらおうとし続けているからだと、私には思えます。
昭和12年生まれ（もうすぐ82歳、独居しているのは立派です）、8歳の時に終戦をむかえた母。
祖父は南方に行っていて、昭和19年に戦死しています。
おそらく父親との思い出はあまり無いだろうと思います。
東京への空襲をうけ、祖母と、6人兄弟のうち母を含めた下の子3人が疎開し、
そこで意地悪をされたと、よく言っています。
母のすぐ上の姉はすぐに東京へ戻ってしまい、祖母と母と弟が残ったとのことで、
祖母がいたとはいえ、子ども社会の中で頼る者がいなかったことは、辛かったろうと思います。
（東京へ戻ってしまったことは、可哀そうなことをしたと、伯母が言っていました。）
そんな事からなのか（？）
・誰かに守ってもらいたい
・甘えさせてほしい
・優しく世話をして欲しい、
・わがままを言っても優しく許してほしい
・自分を認めてほしい
そんな思いを抱え、大人にならないまま、満たされない思いを誰かに埋めてもらおうとし続けているように思います。
（その分、そうされないと拗ねたりヒステリックになったりします）
幼子であった母を思うと、それは辛かっただろうという気持ちにはなりますが、
誰かに埋めてもらおうとし続けても、埋められるはずはありませんし、
それを求められ続ける側は、なかなかに辛いものです。
これは私の母の話、というか、私が考えるところの母の話ではありますが、
（底無しに）自分の満たされない思いを人に埋めてもらおうとする人は、世の中にけっこうな数いると思います。
「誰か」に埋めてもらいたい思いを、子どもに向ける親も、けっこうな数いると思います。
さて、やっとタイトルの話になりますが、
今、親から、満たされない思いを埋めるよう求められている方々へ伝えたいことを、最後に書いておきます。
…
どうか、親の満たされない思いを埋めてあげられないからといって、間違っても、不甲斐なさなど感じないでください。
それは貴方がしてあげなければならないことではありません。
親の満たされない思いを埋めるために、貴方の人生を犠牲にするなどということは、絶対にしないでください。
それは貴方がするべきことではありません。
罪悪感など持たないでください。そんな必要はまったくありません。
親自身が自分で解決すべきことです。
親子といえども、他者は他者。冷静に、線引きをしてください。
…
子どもたちと、昔子どもだった方々が、幸せに自分自身を生きられていますように
今日という日が皆さまにとって素敵な一日でありますように
愛を込めて
香音（かお)
ふわふわさんプロジェクトについては…こちら
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セラピールーム香音（かお）
誰にも話せずに苦しんでいること・・
秘密厳守と、区切られた空間と限られた時間の中でなら、
安心して吐き出せるかもしれません。
苦しい気持ちを楽にしませんか？
あなたを救えるのは、あなた自身だけなのですよ。
～お話しくださった事柄と、どう向き合っていったらよいかを、
心理学的視点と、（ご希望の方には）四柱推命鑑定を用いて、
一緒に考えてまいります。～
気持ちが楽になるお手伝いができれば光栄です。
公益社団法人 日本心理学会正会員
同 認定心理士
同 認定心理士の会会員
心理相談員（中労働災害防止協会）
日本交流分析協会会員・交流分析インストラクター
東京都新宿区神楽坂、他
（詳細はご予約いただいてからご連絡いたします）
１０：１５～１９：００終了 不定休
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