誤解している方が多いので気を付けましょう。
悪霊に憑かれることと、悪霊の攻撃を受けることを、区別しましょう。
(1)悪霊に憑かれるとは、悪霊が内側から人の思い、判断力、行動を支配すること。
(2)悪霊の攻撃を受けるとは、悪霊が外側から人を攻撃したり、誘惑したりすること。
クリスチャンは悪霊の攻撃を受けることはあっても、悪霊に憑かれることはありません。
(1)クリスチャンが悪霊に憑かれるかどうかを直接的に教えている聖句はありません。
(2)聖書全体の教えから、クリスチャンが悪霊に憑かれることはないと断言できます。
(3)イエス・キリストを信じた瞬間から、クリスチャンの内側には聖霊が
宿っておられます。同じ人の内側に聖霊と悪霊が同居することはあり得ません。
(1)ヨハネの手紙第一4章4節
「子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです」
①「あなたがたのうちにおられる方」とは、聖霊です。
②「この世のうちにいる、あの者」とは、サタンと悪霊どもです。
③クリスチャンは、サタンと悪霊に勝利したのです。
(2)悪霊の憑かれたようになっているクリスチャンを見たとしても、それによって、
聖書の教理を変えてはなりません。体験は、聖書によって吟味する必要があります。
①その人は、最初からクリスチャンになっていない可能性があります。
②クリスチャンであったとしても、精神的病で苦しんでいる可能性があります。