カラスのかーこ物語

カラスのかーこ物語

カラスの「かーこ」と過ごした幸せな時間をここにのこします・・・  これは田舎で私が小さい頃本当にあった物語・・・

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私達兄弟は そうして毎日餌をあたえたのである それはそれは学校から帰るのが毎日楽しみだった 


それからカーコはすくすく育ち、ついでにかなり太っていた記憶がある いつのまにか我が家の玄関から外


に出るようになり ピョコン ピョコン歩くようになった 一生懸命黒い翼を羽ばたかせ飛ぼうとする。


彼は目が開いた時から人間を見ているのに・・・しかも飛ぶ姿を見せた訳でもないのに飛ぼうとするんだ・・・


 もうその頃には近所でも評判のカラスになっていた。私が学校から帰るとカーコがいなくて お隣さんに


行ってみるとそこにいましたみたいな  まるでカーコは少し首をかしげながら ”どうしたの?”と言ってる


様にスマシテいたにだった 私が ”カーコおいで!”と言って自分の肩を叩くと そのおおきな羽を


バサバサさせながら 肩にのるのだった・・・まるで人間の言葉が解かるかのようなしぐさはたくさんあった


このときのカーコは もう成人?成鳥?普通に見るカラスとかわらないのである ただ 何が違うのか・・


少しでも知ってる人をみると警戒することもなく ”ご飯くれー”みたいな顔をして近寄ってくるのである


このしぐさが後々アダとなる・・・



 弟が通う小学校は 我が家から数百メートルしか離れていなく 毎朝そこに通う子供達を見送ってる


つもりだが カーコはいつも子供達について歩った・・・というかいたずらしていた


私達は日中学校に通っているため カーコはその時間祖母と遊んでいた 祖母はカーコを我が息子の様に


可愛がり、外で草むしりをする時も畑で仕事をする時も一緒だった  この時すでにカーコは家族の


仲間であった 


私が中学校からバスで帰ってきて 我が家の近くに立ち 大きな声で ”かーこー!!!!”と叫ぶと


ずっと向こうの山のてっぺんから黒い物体が勢い良く飛んでくる・・・  カーコだ パロディではこのまま


窓ガラスにヒットするのだが ちゃんと私の肩に止まる


今考えれば変なカラスであった・・・


続く・・・






今 思えば懐かしい・・今から17年も前のお話・・私の家族が住んでいたのは北海道の田舎。


周りは畑、水田、山や川に囲まれている お金を使おうとしてもコカコーラの自動販売機が1台あるだけだっ


た。 父は毎日山に仕事に行き木を切ったり植えたりの仕事だ。母は近所の農家にお手伝いに行ったり ア


スパラを栽培したりして 我が家の生計は成り立っていた。私のほかに弟が二人。我が家から20歩も歩け


ば祖母の家があった。


ペットと言っても 犬のラッシーと猫のニャジラ この二匹だ。


田舎の早朝は素晴らしい。 アスパラの時期には母が朝3時には起きて収穫を始める。 カッコーの泣き声


が、どこからともなく 聞こえてくる 朝霧のなかの収穫だ


そんなある日 わたしはいつも通り学校から帰ってきて 祖母の家でお菓子を食べていると 家の道路に


1台のワゴン車が止まった。父が帰ってきたのである でも何か大事そうに抱えている なんだろう・・・私は


父の後を追い我が家に向かった 


’父さん・・なにもってるの?’私は尋ねた ’みてみろ・・・’ 父は大事そうに抱えているものを見せてくれた


’ヒナだ・・・’ なんの鳥か解からないがまだ目の開いていないヒナだった。


羽毛の布団の隙間からはみ出てくるような すごく柔らかい羽しか生えていない・・・


’父さんこれ何の鳥?’    ’これはカラスだ。めずらしいだろ?’そうゆう父の右手にはもう焼酎の水割り


がにぎりしめられていた・・ 少し脱線したが、 私と弟たちは少しの時間そのヒナをまじまじとみつずけてい


た。 真っ黒な目・・・真っ黒な体・・・カラスだ・・しかも野生の・・・。私達兄弟は餌はなにがいいのかかんが


え ’そうだ!ミミズ食べるんじゃない??’


早速 家のうらにある下水に行きスコップを片手に穴を掘った 一堀すれば数百匹のミミズが出てくる。


私はよく河に魚釣りに行くときにそこからミミズを採り餌にしたものだった


 まず10匹くらいを捕まえて早速ヒナの元へもどった。 そして箸を使いヒナの口元へさしだした


・・・・・・・・


食べない・・・


目が開いていないからみえないのかなぁ・・・


このままでは死んでしまう!!


どうしよう・・・・


私は幼なながらも 想像した・・・どうして親鳥がきたら あのテレビで見るように口をあけているのか・・・?


ずっと開きっぱなしなのか??


そんな筈はない・・そこで私がとった行動は ハタキだ。あの高級車のホコリをとる鳥の羽で出来た黒い


ハタキ。  それを頭上で思い切りバサバサさせた。


すると・・・・


あー!あー!と鳴きながら大きな口をあけてのである!!!


その中にミミズをほうりこんでやると あががぐろx××○!!とか言いながらたべていました すごく可愛い


可愛いすぎる!!


よし お前の名前は ”カーコだ!” 


続く・・・・・