「読書感想文」

これが一番嫌でした。


高校2年の夏休み。

今の娘と同じ年齢ですね。


夏休みもいよいよ終わりに

近付いた頃


読書感想文だけが終わって

いませんでした。


書いてないどころか本すら

読んでない。


用意していた本は

太宰治の「人間失格」


もう、もはや手遅れ。

諦めるしかない?


と思ってたら、父が…


「しょうがないなぁ。

お父さんが書いてやるよ!」


まじで?


徹夜で人間失格を読み

翌日の夜には立派な

読書感想文が完成!


父が書いた読書感想文


私、原稿用紙にそのまま

写しただけ。


夏休みが終わって

それを堂々と提出しましたよ。


ふぅ。

よかった、よかった。




2ヶ月後…


読書感想文、見事入選。


全校生徒の前で表彰されました。


人間失格とは

まさにこれ。




で、娘が中学1年だった夏休み。


読書感想文が書けないと

泣く娘。


「よし!

ママに任せときな!」


徹夜で課題図書読みました。

確か、広島の原爆の話だった。


翌日、母、書き上げました。


無事、娘の読書感想文完成。


ふぅ。

よかった、よかった。



1ヶ月後…


娘、国語の先生から

呼び出し。


バレた!?


いやいや…


先生「読書感想文、すごくよく

書けてたよ!

一緒に少し手直しして

学校の代表でコンクール出していい?」


なにこれ

デジャブ?


でも、娘は違った。


娘「実は母に手伝ってもらって書きました。

だから、私のはダメだと思います。」


正直者ーーーっ!


先生は「それでもいいんだよ。

みんな結構手伝ってもらってるよ。」


と言ってくださったそう。


それでも、お断りした娘です。


あ、でも…


手伝ってもらったって

レベルじゃなかったね。( ´∀`)


100%母作です。


でも、わたしの人間失格レベルに

比べたら、ね。


子供のためなら

苦手なことも出来ちゃうのよ。




夏休み宿題で嫌だったもの 

 

 

 

 

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