【かほう】山の世界

【かほう】山の世界

きままに書いています。
こんどはスポーツ指導者のことをBLOぐることにしました。
読者登録歓迎します。

スポーツ指導「初級」理論の復習です。

ブログに残しながら、順次、進めます。


スポーツ指導者の理論とは関係のない「たわごと」も時々書きますね。


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2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 6)スポーツクラブ育成の社会的意義とその指導


① クラグの基本的考え方

「スポーツクラブ」は同じスポーツを愛する人たちによって結成される自発的集団

であって、性格としては出入り自由の開放的な集団を意味する。

これは、あくまでも、社会集団論に基づくクラブの概念規定と考えてよい。


ヨーロッパのスポーツクラブは、その生活化においてかなり進んでいるといわれる。


日本スポーツ少年団の昭和50年度指導者海外派遣団の報告によると、

ドイツ人のクラブ参加の主な理由として「友情と仲間意識」をあげ、

これらのクラブ活動が中心となって、クラブ活動以外の生活の場での個人的

付き合いや共同生活へと人間関係が拡大していることを指摘している。


また、クラブの主な意義と特徴として、

1:スポーツクラブは自己の個性を伸ばし、自己を表現する最良の場であること。

2:クラブに入ることによって、有効な余暇の過ごし方を考える糸口になること。

3:社交の場であること。

4:文明病の撲滅に役立つこと。

~の4つを挙げている。


そして西ドイツでは、このようなスポーツクラブが市民の生活におけるスポーツ活動

を支える拠り所なっており、人々はこのようなクラブ活動を通して「われわれ意識」を

育て、それがまた「新しいコミュニティ意識の形成」に役立っていると言う。


その点でスポーツクラブは、単なるスポーツの集団、あるいはチームというより、

人々の日常生活における健康や生きがい、望ましい人間関係を育てる生活の

よりどころといえるし、また、それは、施設・集団・指導者・活動プログラムなど

システム化された生活文化的要素を持つものと考えてよい。



われわれは、行事中心に展開されるスポーツではなく、広く一般市民にとっての

公共施設を中心とする身近なスポーツクラブを数多く育てることが大切だと

思われます。






2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導

 <(3) 学習目標と関連して

学習者の学習目標を高めるためには、

学習内容とかかわることの楽しさや

学習目標を達成したときの喜びをいかに体験させるかが重要です。


そのためには、学習内容は即興的楽しみにとどまらず、無償の困難への挑戦

の世界を用意することが大切です。

努力すれば達成可能な具体的目標をもたせたり、

また、競争的種目ではスポーティングチャンス(勝つこのできる可能性)を

保証することがたいせつです。


いづれにしても、これからのスポーツ指導者は、

”何を、いつ、どこで、誰に、なぜ” を教えるのか、

また教えるとしたら ”どの程度、どのように” 教えるのかということについて

しっかりとした自分なりの指導理念をもって指導することが大切です。




2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導 Ⅱ

 <(2)指導内容について=その2

個々の運動種目を指導する場合、その技術面のおさえ方としては、

その種目における一般的特性と、それを構成する部分(下位)技術についての

理解が大切です。

これらの技術が、それを学習しようとする対象の発育・発達特性や技術の程度、

興味や関心などによって、それに見合うように配慮され、指導されることが

必要です。


なお、競争をともなう種目では、技術はルールに制約されます。

それ故、技術の学習はルールの学習を伴って進められる必要があります。


運動種目の学習過程で、この技術とルールの関係にについて2つの

考え方がある。

すなわち、ルールに重点を置いた学習から技術に入っていく方法と、

その逆の方法の2つである。


いろいろな実験例では、後者の方がより学習効果を高める点で効果的の

ようである。

つまり、学習指導の段階で、対象者の技術の程度に応じて、適宜ルールを

ゆるめるという操作がたいせつでsる。


ただ、ここで注意する点は、”ルールをゆるめる”という点と

”ルールを無視する”ということを厳に区別しておくことである。


ルールはもともと固定的なものではなく、対象の技能の程度に応じて

適宜決めてよが、その指導に当たっては、そのルールがはたす役割や

機能について十分理解させることが大切である。




2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導 Ⅱ

 <(2)指導内容について=その1>

運動内容における指導内容は、運動文化という視点にたてば、

個々の運動種目を構成する技術、ユール、マナーなどが考えられる。


・運動技術は、「目標を持った運動の仕方」、あるいは

「目標を持った運動の進め方」を意味する。


・ルールは、「社会生活における規則、規定、通則等」を意味する。

スポーツにおけるこのようなルールの主な機能は、競技が公正かつ安全に、

楽しくかつ能率的に進められるためのものであり、いわば、競技にある一定の

秩序をもたらすことである。換言すれば、競争と闘争を区別する機能をもつ。


ルールは、一般に、法律の系列に属し、マナー、スポーツマンシップ、

フェアープレイなどの人間らしい行動の仕方、心構えに関係し、

個人の内的良心のことがらに関係深いと考えてよい。

いうまでもなく、これらを欠いた運動場面はいかなる結果をまねくかは

他言を要しない。

従って、運動の学習場面でも、この面の指導が、現実社会との関連において

強調されなければなりません。





2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導 Ⅱ

 <(1)指導法=その2>

・一斉指導や班別指導の特徴は、「上から」の指導性が強く、

人間関係は「たて」の関係が支配的であり、成員相互間に「よこ」の

人間関係があまり見られません。


そのため、「上から」の指導力を除去したい場合、その活動の日常化が

極めて難しいところに問題があります。


・それに比べて、グループ学習は、集団成員間の相互交渉(「よこ」の人間関係)

が重んじられ、役割の認知、取得、期待、遂行などの集団的活動を通じて、

お互いの信頼や相互協力体制が高められるために、「上から」の指導力が

除去されても、そのグループ活動は継続する傾向は強い。



いうまでもなく、スポーツ活動はスポーツへの欲求をもつ人たちに、

ある一定期間スポーツ活動を継続的に経験させることによって、

スポーツクラブづくり、スポーツ活動の日常化をねらいとした教育的営みで

あるから、

スポーツ教室における指導法として、「グループ学習」のもつ意義は

きわめて大きいと考えてよい。





2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


③ スポーツ教室の望ましい指導

 <指導法>

 スポーツ教室の指導法には、一斉始動、判別指導、グループ指導

などが考えられます。


・一斉始動は、指導者中心の一律的指導法で、

各学習者間に相互に学習をめぐる人間関係がほとんど見られないタイプの

指導法です。


・判別指導は、指導の便宜上いくつかの班分けをする指導法。

この指導法の特徴は、学習者の相互干渉は一応認められるものの

その時間的継続性を欠いているところに問題があります。


・グループ指導は、集団成員間の交渉はある一定期間継続され、

一定のグループ目標をもち、それぞれの成員間に役割の分担が見られる

指導の形態です。




~~急用ができました!

   これらの開設は次回にさせていただきます。 スンマソー(゚_゚i)





2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


②スポーツ教室の計画

 スポーツ教室の開設は、思い付きやその場しのぎであってはならない。

しっかりとした事前の計画が大切です。


教室を計画する場合、少なくとも、次の3つの手順はおさえておく

必要があります。


1: 教室開設に必要な年間計画。

2: 各コースごとの指導計画。

3: 各コースにおける1回ごとの指導計画。


コース計画は、どのような内容を、どのような方法で指導するかを

決めたものです。

 ・教室のねらい

 ・対象

 ・種目

 ・期間

 ・日時

 ・場所

 ・指導者

 ・指導内容

 ・指導法

などが示されていることが必要です。



指導計画の内容とは、一般に、「導入、展開、まとめ」の3つの段階を指す。


・導入は、学習の準備の段階で、参加者に学習の見通しをもたせるとともに、

グルーピングや役割の分担。および学習の決まりをきめることが重要です。

・展開は、実質的な練習や活動の段階であり、指導内容の中核をなすもの

であります。

・まとめの段階は、いうまでもなく目標がどの程度実現されたかを

全般手4気に評価し、次の学習や指導の反省をする段階である。






2.これからのスポーツ指導に求められるもの

 5)スポーツ教室の社会的意義


①スポーツ教室の意義

 スポーツ教室は、スポーツ活動への欲求を持っていても

施設・仲間・指導者に恵まれないために、スポーツ活動が

阻まれている人に対して、

スポーツ活動に必要な施設・仲間・指導者・活動プログラムなどの

社会的条件を用意し、ある一定期間スポーツ活動を継続する事によって、

木周的なスポーツのクラブを育て、生活の中にスポーツを定着させる

ための意図的、計画的な教育的働きかけと考えてよい。


このようなスポーツ教室の「内容」については、

1:機会提供型

2:技術志向型

3:指導者・リーダー陽性型 のスポーツ教室。


「形態」については、

1:単一種目型

2:複合種目型


「開設期間」については、

1:短期集中型

2:長期分散型


などが考えられる。



一般に、初心者向けのスポーツ教室は、

複合種目型で長期分散型の教室が喜ばれるようだ。

また、農村地域では、集落単位機会提供型の教室、

都会的地域では、職域や施設型で技術志向型の教室を求める

傾向が強い。


地域の特性に応じたスポーツ教室の開設がたいせつです。



2.これからのスポーツ指導に求められるもの

   )スポーツ行事の社会的意義とその指導


⑤評価の対象と方法

 行事は、やりっぱなしが最も悪い。

実施した行事の評価は大切であり、

その結果を次に活かすことです。


 評価の対象としては、

計画作成の手順や準備状況、運営、参加者、プログラム、

施設、設備、用具、経費などが考えられる。


 評価の方法としては、

観察法、質問紙法、評定尺度法、面接法などが考えられる。

自己評価と参加者の評価を比較検討することも重要です。





~この2~3日、関東は梅雨が明けたといえ、

  午後からは一時的な大雨(雷雨)が降っています。

  この様子は、ちょうど夏山の午後に突然大雨が降りだすのと

  よく似ています。

  夏の山では「日変化」と言って、陽に焼かれた山肌から上昇する

  気流が積雲をもたらすために、午後の稜線で雨が降るのですね。


~さて、スポーツ行事の意義と指導については終ります。

  次回からは、スポーツ教室の意義と指導について検討します。

 





2.これからのスポーツ指導に求められるもの

   )スポーツ行事の社会的意義とその指導


④実施運営について

 大会当日の実施運営組織をつくり、責任体制を明確化しておく。

そして実施にあたっては、やる気を起させるための動機ときっかけを

与える。

また、1日で終わらせない行事方式などの導入も考えられてよい。


1:競技型行事

 できるだけ多くの人が参加できるようにする。

誰でも勝つチャンスを用意する。やる気を起こさせるための動機づけと

きっかけを与える。また、1日で終わらせない行事方式の導入も考えられて

よい。


2:レクリェーション型行事

 家族や近隣を含めたフェスティバル型行事の導入や、参観者も参加できる

インフォーマル・プログラムを考慮する。


3:テスト型行事

 自己の測定結果を位置づけることのできる条件を設定し、日常生活へとつなぐ努力

が大切です。そのために、健康相談⇒体力相談⇒スポーツ相談⇒スポーツ教室へと

つなぐ発展的路線の導入がたいせつ。


4:野外活動

 ここでは、特に安全やマナーの重視、足(輸送)の確保、活動のグルーピング構成

をめぐる配慮などを重視する。