おばちゃんは | 脳内ぐらふぃてぃ

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頭の中の落書きをなんとなく書きます。

3連休が終わってしまった
馬に行くときは5:30に起きれるのに
会社だとぜんぜん起きれない
こんばんは

さてウチのクラブは東京から千葉迄バスが出る
乗馬に行くバスの中、二人席に荷物を置いて座っていた私は
隣にカップルが来たので荷物をどかし
「どーぞ」と声をかけた

通路を挟んで一人席と私の隣が空いていたからである
見た感じ20代くらいの若いカップル

お礼を言って座った彼女だったが
私の荷物(大きなリュック)を見て
自分は補助席へ移動し
「どうぞ、荷物置いてください」
「え、いやいや大丈夫です。補助席ツライからどうぞ」
「いえ、ぜんぜん平気です!」

彼女の強い意志を見て取った私
はぁでは…と恐縮しながらリュックを元に戻しバスは出発

程なくして彼氏の方が
「カードゲーム持ってきたよ」とゲーム内容を説明し始め彼女はフンフンと聞いている


(酔うよ?)

元来おばちゃんというのは余計な心配をする生き物なのである


私の心配をよそに
カップルはお互いの身体を寄せ合いカードゲームに興じ、お菓子を食べ、おしゃべりし
時にお互い触れ合いながらウフフアハハと
まさに楽しい遠足の光景であった


(あぁ、こんなに楽しそうに馬に乗りにきてくれるのだなぁ、ありがたいなぁ)

おばちゃんはまた些細な事に感動したりもする


もし彼等がクラブの会員になってくれたら
(たぶんならなそうだけど)
動物に触れ合い、癒される乗馬というものをもっと気軽なものとして若者達に広めて頂きたい


カードゲームはいつの間にか終了し本を読んでいた彼女は彼氏に寄りかかり寝てしまった

(肩懲りそう…)


長年、散々っぱらバスの中で爆睡し
「首の角度 大事!」
を実感して来たおばちゃんは
また余計な心配をするのである


彼氏は車内で2〜3度鼻を噛んではテッシュをきれいにたたみきちんと始末していた
それを見ておばちゃんは

(あの鼻かんだ手でそのまま手を繋いだりするのかな)


愛欲も物欲も失せた今
どうやって細菌や怪我から自分の身を守るかしか考えていないおばちゃんは
自分の彼氏でもないのに手を繋ぐのやだなと
また余計な事を考えてしまうのだ


クラブ到着し、彼女はバスの運転手さんにもお礼を言い、再度私にも挨拶して降りていった


いい子!


彼氏よ、あの子はいい子だ!
泣かすなよっ!


おばちゃんは長年の経験で
性格のいい女、性根の腐った女を見極める眼力を身につけている
男もしかり


それはちょっとした事でわかるものだ
彼氏よ、おばちゃんを信じてくれ


そして、最後に気づいた事は一つ
彼女は


くっついていたいから補助席に座ったのかしら?



おばちゃん、そういうとこは疎いのデレデレ



ご訪問ありがとうございますニコ


おばちゃんは今
こんな本を読んでいます