ウシの一生 ~酪農家の仕事~ | 脳内ぐらふぃてぃ

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頭の中の落書きをなんとなく書きます。

今日は寒いのにこれから強制ウォーキングです

私は別にやりたい訳じゃないけど頑張ります

こんばんは

 

 

前回記事より

牧場に行った後、おねさんと別れて夕方からセミナーに参加しました

 

<お題>

ウシの一生牛しっぽ牛からだ牛あたま ~酪農家の仕事~

 

今回の先生は、秩父にある吉田牧場の酪農家 吉田さんです

 

受付で前回の主催者の方が

「kagooさん、今回も面白いですよ、モニターで牛の出産が見れますよ」

 

へー楽しみ と思っていたら

始まる前に何やらゴソゴソゴソゴソ

どうやらipadとモニターがうまくつながらず映像が見れないらしい

 

セミナーの時間が来てしまいました

先生は

「はい、ということで動画がダメみたいなので紙芝居でやります」

 

紙芝居?

ほんとに紙芝居だった

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先生のお家は家族経営の牧場で生産した牛乳は

全部学校給食で子供たちに飲んでもらっているそうです

そして「教育ファーム」もやっている

 

教育ファームとは

<取り組み>

生産者(農林漁業者)の指導を受けながら、作物を育てるところから食べるところまで

一貫した「本物体験」の機会を提供する

 

<目的>
体験を通して自然の力やそれを生かす生産者の知恵と工夫を学び、

生産者の苦労を学び

生産者の苦労や喜び、食べものの大切さを実感をもって知ること

 

あらーkagooちゃんのブログにしては珍しく真面目な話ねー

 

ここからは先生のお話

 

まずは牛について

牛にはおっぱいが4つあります

何故4つもあるかというと、牛は一回の出産で1頭の子供を産みますが

一個のおっぱいから出るお乳の量は少なく出なくなったら次、出なくなったら次

と言う感じで飲むらしい

 

豚さんは子供の数だけおっぱいがあります(いっぱいあるよ)

豚の子供は生まれた時から身体の大小によって優劣が決まりお乳の出がいい方が

力の強い子供に取られて、かわいそうだからと小さい子を出のいい乳首に持って行っても

自分の最初に吸った乳首にもどってしまいます(これはTVで見た)

 

じゃぁなんで人間は2個なんだろう

まぁいっか

 

次に行きます

 

牛は長い舌で草を巻き取って臼歯ですりつぶすので前歯はありません

胃袋は4つ

 

牛は食べた草をこの4つの胃袋から順番に口に戻して噛み砕く事により栄養を取ります

それを反芻(はんすう)と言います

牛の胃の中にはプロトゾアという微生物が棲んでいて

これによってたんぱく質に変えるんだそうです

 

先生はこう仰ってました

「酪農家の事を「牛飼い」と言ったりしますが、牛の胃袋には虫が棲んでいるので

その胃袋の虫をコントロールして良い乳が出せる様になると

『お前もいい虫飼いになったなぁ』なんて言われます」

 

なるほど

ちなみに牛がリラックスしてると反芻するんだそうです

 

余談ですが、昔「オレたちひょうきん族」でたけしがやっていた

「牛田モウ」のキャラが私は大好きでした牛あたま

 

 

現在牛の繁殖は99%人工授精で出産40日後には次の子供が宿せるそうです

なのでずっとお乳が出せるのですねーすごーい

その為牧場では毎月1〜2回出産があるそうです

出産2ヶ月前には調整期間に入り搾乳はお休み

こうやってずっと子供を産んでお乳を出し、毎日私たちに美味しい牛乳を提供してくれる

牛さんの寿命は

野生でも12〜13年のところ、飼育下の乳牛は6年なんだそうです

 

人間て本当にいろんな命を頂いて生きているのですね

 

ちなみに乳牛の体重は約800kg

数字だけ聞くとすごいでっかい感じがしますが

胃袋180kg、子供20~30kg、なので骨や内蔵、など引いたら

それほど重くないんだそうです

 

長くなったので牛さんについてはここまで

 

次は「酪農について」だモー牛しっぽ牛からだ牛あたま

 

真面目に聞いてたから写真が少ない


動物の事を知るのは楽しいなぁ

ご訪問ありがとうございます

 

牛みたいな馬

マリリン・モンローさんです

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