もう冬なのに1日一回は汗かいてる
こんにちは
さてセミナー続き
忘れちゃうから早く書かなきゃ
セミナーと言ってもカフェスペースのテーブルにホワイトボードがあるのみ
だけど食育などをテーマにした展示などもしてて全部家具は木なのでほっこり
出してくれたアイスティ美味しかった!
テーマは「動物を仕事にする事」
参加人数は
先生一人、参加者4人(内二人サクラの職員さん、おっさん、私)
要は私とおっさん二人での参加でした
しかもおっさんは最初携帯をずーーーっといじっていて顔も上げないので(なんだこのジジイ)と思いながら
先生はすでに私の方だけを見て話し始めて、ほぼマンツーなの?てくらい目があってました
お話は面白く、興味深かった
先生は本職はお父さんがやっていた動物輸入のお仕事と動物専門学校の先生だそうです
近年はワシントン条約などで野生動物の輸入が出来ないですが
全国に動植物園が存在する限り、業界としても供給に最善を尽くす努力が必要とされ、広大な敷地内に繁殖用施設を設け、自家繁殖を行っているそうです
最近も関東から九州までキリンを輸送したらしい
いつでも何でも質問して下さいと言うので
「はい!✋キリンはどうやって運ぶんですか?」
「キリンの馬運車みたいのがあります、頭が出ちゃうのもありますがウチのはオヤジが物作りが好きで手作りしたので頭出ません」
「へぇ〜夜中とか運ぶんですか?」
「普通に昼間の高速道路走りますよ、ただキリンは猛獣扱いなので何時何分ごろどこを通るとか、どこのPAで休憩するとか各自治体に届けないといけないのがちょっとめんどうです」
ほぉ〜
動物でお金儲けする場合は絶対必要な
動物取扱業と言う免許の話も出ました
なのでペットまたは自家用として庭でヤギを飼うと言う人は免許はいらない
ここであの携帯オヤジが「牛も?牛の肉を売るのは?」
だからお金儲けするなら免許いるって言ってんだろーが
話聞いてんのかよジジイ
ちなみに犬猫の保護施設も譲渡の際、去勢不妊手術費用を貰うので免許はいるそうです
先生は学校の話もしてくれました
動物の仕事に就く人はスペシャリストのはずなのに日本ではまだまだ労働条件が悪く、
若いうちはいいけれど30代、40代になって子供を進学させたくても薄給のためもっと安定した仕事に転職する人が多いらしい
学生の半分は動物の職を離れてしまうそうです
先生は今は立場上出来ないけど65歳になったら後継者に事業は譲りきっぱりと辞めて、酪農や動物に関わる人達の地位向上を目指す活動をするんだそうです
応援したい
私はこんな事も質問しました
「仕事とは言え世話していた動物が死んだりすると思いますが、どういう気持ちでお仕事されるんですか?」
「やはり私達にも愛情はあります、悲しいし泣く人もいます。でもいつまでも悲しんでいる訳にはいかない、割り切る事も重要なんです。
例えば飼育に不慣れな動物をミスで死なせてしまうこともあります、でもその死を無駄にせず解剖し原因を探って次に間違いを起こさないようにすると言うことが大切です」
「アニマルライツについては?」
「んーこれはけっこう難しい。何故ならば、例えば蛇に与えるネズミ、これもアニマルライツと言われればネズミの生きる権利は?となってしまう。動物は動物を食べ生きていく、きれいごとだけでは済まない事もいっぱいあります」
ふむふむ
そして先生のお話で印象に残ったのはこれ
動物を飼育する上で大切な事、それは
「異常を見つけるのではなく、正常を知る」
動物、特に野生動物は弱みを見せない
見せたら天敵に襲われるからです
普段からの観察をして
ん?何かいつもと違うな?
という観察力を身につける事が大事
それは獣医さんにも言われた事があります
「飼い主さんが一番の先生ですよ」
なかなか勉強になったセミナーでした
お鼻ブーな馬がいました
地球に生きる全ての動物植物にリスペクト✨
ご訪問ありがとうございます
地球は人間だけのもんやないんやで