きものとからだ | のんびりかあさんの日記

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娘(9歳)は喘息でアトピー。息子(6歳)は食物アレルギー。



家族みんなの健康のために

『なるだけ手作り』かあさんの日々です。

前回に続いて、着物で暮らそう計画(笑)第二弾です。

着物を普段着に取り入れたい.....
そう思ってはみたものの、私には何の知識もありません。(^▽^;)
なんだか、着物って色々決まり事が多くて、間違ったら大変な事になりそうで、
ちゃんと着付けを習わなくっちゃ.....などなど、すごく敷居が高い!

そんな思い込みを抱えていた私の背中を、ど~んと押してくれたのが
この 『きものとからだ』 という本です。

きものとからだ (木星叢書)/三砂ちづる

¥1,470
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著者の三砂ちづるさんは他に『オニババ化する女たち』などの著作があり
私達(特に女性)が便利さと引き換えに失ってしまったものを
分かりやすく掘り起こして下さっています。

著者は「きものを着たい」と決意して、着付けの本をたよりになんとか自分できものを着て、助言者である友人にみてもらい、いくつかポイントを教えてもらっています。
その翌日にはもう、きものを着てどこへでも行っています。
仕事はもちろん、飛行機に乗って海外への出張にも、です。これはすごい!

本の中で 『きものを着るのに必要なことは二つだけ』 と言われています。
この二つがそろうと誰でもきものが着られる。
そう、たとえ今、手元にきものが無くてもです。
では、その二つとは何か?

一つ目は 『決意』
着る、と決意する。何が何でも、着たいのだからきものを着ます。そう決意すること。

二つ目は 『きものメンター(助言者)』を探すこと。
何でもきものについて電話一本で気軽に相談できる人を捜すのは、とても大切なことである。とあります。

私の場合この『決意』の方は大丈夫。
周囲から多少奇異な目で見られてもいいんです。
誰かのために着るのではなく、これは私のために着るんですから。

さて、困ったのは『きものメンター』です。
きもの大好きで着付けもお任せ!の私の祖母はとうに他界していますし、
母はきものにあまり詳しくありません。
どうしよう....と思っていると、一人だけ思い当たる人が!
夫の伯母さんです。着付けの講師をするほどの人です。
が、遠方に住んでいるのと、私なんかが図々しく聞いていいものだろうか?
と、私の中に迷いが顔を出します。

ここでも
『きものをちょっと着る人は、きものを着たい人を増やしたくてしかたないのである。きっと喜んで教えて下さる。』
という本のなかの言葉に背中を押されて、思い切って伯母さんに電話をしてみました。

「あのう....普段着としてきものを着たいのですが、何がなんだかさっぱりで....。」
おずおずとそう切り出す私に、伯母さんはとても親切に色々教えて下さいました。
そしてとても喜んで下さったんです。

若い人がこんな風にきものを着たいと言ってくれるのはとても嬉しい!
きものはとても素晴らしい文化だから、後世に伝えていきたい。
でも、その気が無いのに無理矢理着なさいというわけにはいかない。
現代の生活の中できものを普段着にするというのは、
決して昔に後戻りすることではなく、新しい一歩をふみだすという事。
だから自信を持って前にふみだして下さい。


と、こんな言葉をかけて下さいました。本当にありがたいことです。(TωT)
「わからないことがあったらいつでも聞いてね!」
とも言っていただき、もう心強いのなんのって.....。

これはもう、きものに向かって猛進です!(笑)

次回にまたまた続きます。(^O^)/