摘み草図鑑 | のんびりかあさんの日記

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娘(9歳)は喘息でアトピー。息子(6歳)は食物アレルギー。



家族みんなの健康のために

『なるだけ手作り』かあさんの日々です。

皆さんのまわりにある雑草、これが『食べ物ですよ』といったら驚かれますか?

ポケットに1冊もって歩ける、よい本を見つけたのでご紹介したいと思います。

食べごろ 摘み草図鑑 採取時期・採取部位・調理方法がわかる/篠原 準八

¥1,470
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(写真をクリックするとお店に飛びます)

この本は、写真が豊富で見分ける参考になります。
平地、里、山、湿地、で生えている植物を分類してあります。
アクの抜き方、調理の仕方、保存方法なども載っているので、
初心者でも挑戦しやすいと思います。

もし、何らかのトラブルが起きて
「スーパーに食材が並んでいない!」という事になったとして、
「お店に何も置いていないならお手上げだわ」と思うのと、
「自分で食べ物を見つけられるわ」と思うのとでは、
ずいぶん気持ちが違うと思いませんか?

食べ物は、誰かが用意してくれたものをただ受け取るだけではなく、
自分で見つけたり、加工したりできるものでもあります。
『受け取るだけ』に慣れきってしまうと、何か起きたとき
「誰も何もしてくれない!」と悲観的になりがちかもしれませんが、
本当は、探し出したり、加工したり、そういう能力をみんな持っています。
そう考えたら、『人生はなんて前向き!』だと思いませんか?

今、巷に出回るお野菜達。
残念な事ですが、栄養価が昔ほどにはないそうです。
私の子供の頃、ほうれん草はギザギザの形、アクももっとあって濃い味をしていました。
でも、今手に入るほうれん草のほとんどは、葉っぱはつるんとしたギザのない形。
アクは少なく、味も昔ほど濃くはありません。
これはそういう品種だから。

昔よく出回っていたほうれん草は、成長が遅い。
でもその分、土中のミネラルをしっかりすって大きくなります。
今のほうれん草は、成長が早い。
その分、栄養価が低くなってしまうそうです。
ほうれん草はほんの一例です。

でも雑草はどうでしょう?
品種改良して、成長を早くしたりしますか?
昔から変わらず、たくましく、育てた覚えもないのに次々生えてくる。(笑)
この生命力、命のパワーをいただかない手はありません。

そう思って見回すと、私達の周りには食べ物がいっぱい!
こんなにたくさんの恵みを与えてくれる、大地に感謝。
四季折々の恵みをもたらしてくれる、日本に感謝です。ハート