前回から引き続き、我が家のアトピー対策の話です。
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(アトピー2~食生活編~へはここをクリック)
今日は『腸内環境』についてです。
同じアレルゲンに接していても、アレルギー反応をおこす人とおこさない人がいます。
その差は何か?
いろいろと言われていますが、ここでは
『その人の持つ免疫調整力の差』に注目したいと思います。
免疫細胞の『ヘルパーT細胞』の話は、アレルギーを調べると割と良く聞く話です。
ヘルパーT細胞は、Th1細胞とTh2細胞にわけられます。
このTh2細胞が過剰に働くと、アレルギー反応が現れます。
では、この免疫細胞をバランスよく保つにはどうすれば良いのか?
ということで『腸内環境』の出番です。
腸内には、人間の持つ免疫細胞の約6割があるからです。
腸内環境を良くするのには
1)繊維質の多い食事をとって老廃物を溜め込まない事。
2)腸内細菌のバランスを善玉菌優位にすること。
1)は玄米や野菜、海草類を多く摂るのが良いとされる理由ですね。
お肉を食べたらその3倍は野菜を食べると良いとも聞きます。
玄米食が良いのはずいぶん言われ続けている事ですが、
小さい子供など咀嚼力が弱いと消化器官に負担をかけてしまいます。
かくいう我が家もちびっ子がいるので、ご飯は5分づき米にとどめ、
かわりに『ぬか玄』を毎日摂っています。
ぬか玄(粒)杉食
¥1,677
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これは、うちの子供達が食べている粒タイプ。
きな粉のような香ばしさがあり丸呑みできなくても、ぽりぽりかじって食べてます。
貼付けてわかったけど、アマゾンのぬか玄安いです!
いつも私が買っている近所のドラックストアは¥1764だもの~。
ぬか玄(粉末)杉食
¥1,677
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これは、大人が飲んでる粉タイプ。
これが一番よけいなものが入っていないので、子供達もそのうちこれに切り替えるつもりでいます。
「おいしい!」というほどではありませんが飲めます。
ぬか玄は薬ではありません。食品です。
玄米表皮と玄米胚芽を麹菌を使って発酵させたものです。
2)はヨーグルトや乳酸菌飲料、ぬか漬けなどから、
人に有益な働きをする菌を摂る事で腸内環境を良くしようというものです。
じゃあ、どんなヨーグルトを食べても、乳酸飲料を飲んでも同じ効果か?
というとそれがそうでもないようです。
乳酸菌やビフィズス菌が生きたまま腸に届き、
そこで増殖が可能な事が大切ということです。
もし、『腸内環境改善効果の高いもの』を選ぶのだとすれば、
特定保健用食品マーク(トクホ)をひとつの目安にするといいそうです。
そして同じ種類の製品を最低2週間は毎日続けて摂る事。
(摂取量は製品表示に従って下さい)
製品が違えば使われている菌も違います。
同じ菌を2週間毎日摂り続けることが、腸内に菌を定着させるのに必要な事だそうです。
でも、やっぱり相性ってあります。
2週間やっても、便の状態が変わらない、悪くなる、
なんて場合は違う製品に切り替えると良いそうです。
※家庭で作るぬか漬けや発酵食品、またトクホではない製品に意味が無いという事ではありません。
またプロバイオティクス効果のある製品のなかでも、
アレルギー改善に高い効果を持つものと、そうでもないものがあります。
我が家の場合は、アレルギー改善を目標としているのでその事に強い菌を摂りたいのです。
調べてみるとありました!
『乳酸菌KW3110株』というものです。
(乳酸菌KW3110株の詳しい情報へはこちらをクリック)
この乳酸菌を使った製品が『ノアレ』です。
★特価★キリン ノアレ (タブレット) 1.25g*30粒
(↑ケンコーコムが安かったです¥1338です)
これは我が家で使っているタブレットタイプ。グレープフルーツ味で子供達にも好評です。
(ノアレはアレルギー特定原材料25品目を含んでいません。)
『ノアレ』は薬ではありません。健康補助食品です。
母親の腸内環境のおよそ7割は、赤ちゃんが産まれる時引き継がれるそうです。
アレルギー体質のお母さんでも、腸内環境を良好にする事で
赤ちゃんに良い菌をプレゼントできるのです。
また産まれた後でも、その子の腸内環境を改善する事はいくらでもできます!
健康的な生活をする。これがもちろんメインですが、
こんな風にちょこっとお助けの力も借りて、我が家の腸内環境改善中です。
何だかとても長いシリーズになってますが、
次回『それでも痒い!そんな時は?』を書きたいと思います。