あの言葉が過ぎる
早く退院させた方が良いですよ

そこには退院できない理由の人々がいるという現実 色んな人間模様が見えてくる
社会に馴染めず引きこもり、自殺願望が強い人
リストカット
年追えば子に従えってね…
寂しそうに話すおばあちゃん

私、あまり顔出さない方がよいかも?

母よ貴方は幸せな人なんだよ

一か月も経とうか、退院はいつ頃できそうですか?と聞いてみた

そこで病院側は家族の意思確認をとったのだろう
母は何を思ったか勝手に3ヶ月は入院すると思っていたらしい

数日経ってから 退院可能です
いつ頃迎えに来られますか?
確認の連絡があった

仕事の休みの関係もあったので
確認してから連絡しますと答えた

入院時の体重から増えたのだろうか?

母へ連絡 〇日に迎えに行くからね
支度して待ってて

迎え当日
母は一言
退院するの???

え??

もしかしてここが快適だったりするの?

これは私の見解だったのかも?
あの言葉の意味が少しづつ型にはまり始めた
早く退院。

壁に貼ってあるポスターには
退院した後の開放感 自由が待っている
退院してよかった‼️
と感想が書かれていた

まさに、私は退院して自由に生きようだった

しかし、当の本人はどうだったのだろ…

そしてあのまま入院が長引けばおそらく母は社会へ馴染めない人格となっていたであろう

続く




週に一度 面会しながらアパートに一泊
時々、夫も一緒に行ってくれる

いつ頃退院できるのでしょうか?
と聞いてから間もなく
状態が良いので大部屋に移りました
看護師さんから連絡がありました。
同時期に母からも大部屋に移ったからと

母は本当に人を見る
大部屋にに移り 皆さんと仲良くやってくれるであろうか?

そこはメンタル専門の病院

母は本を読む人
(自称)
消灯があるのかどうなのか
広場は電気がついてるらしい

皆んなが眠りについても母は本を読んでいたそうだ

すると向かい側の方がおもむろにベッドにやってきて 電気をブチっと切ったそうだ

母の主張はこうだ

看護師さんに聞いて皆さんにも確認していたでしょ?
それなのにあの人何なの

お母さん、共同生活だからそれはダメかもね
皆さんはいいよと言ってくれたかもしれないけど
明るいとこで眠れないよね
遠慮しなきゃ…

それから読書は看護士さんが見える食堂で読んでるそうだ
(本当に読んでるの?この本かれこれ一年は経ってるけど…)

私が帰るときにふっと向かいのベットの入院日を見てしまった

ん??

2年前?何でだ?
私の頭の中は???ばかりだった

そして、介護の世界なのかメンタルの世界なのか目の当たりにしていく日々となる

続く


少しホッとしたような顔で
先生の説明受けました
食事風景を見て必要なものを確認して

しばらくは監視付きの入院となります
院内自由に移動可能です

食堂にみんな集まってそれぞれに場所が決まり
名前が付いています

私も入室する時は名前を書いて続柄なんかも書いて面会になります

何か違うよね?

ケアマネさんからは早く退院させた方が良いですよ

ん?何でだ?でも早くだよね

母のアパートに一泊
必要なものを買って次の日も会いに行きました

母のベットの隣の女の子も優しくしてくれて
こころ痛めてると相手に優しくなれるんだね
もっと自分大切にしなきゃダメだよ

今後のプランなんかもケースワーカーさんへ相談して
サービス付き高齢者住宅って知ってますか?
この病院の近くなので、入退院繰り返しながら様子見て行きませんか?

そう提案がありました

母はいったい認知症なのか精神疾患が強いのか
医者も区別つかないのですね
多分

今回は鬱ということで入院となりましたが
入院の翌日
母は元気にラジオ体操したそうです!

鬱症状ではなかなか無いパターンだそうで

そして優しくしてくれる身の回りの世話わやしてくれるヘルパーさんや看護師さんに満足げにニコニコしております

そして、私が行けば洗濯物を持たせ
パジャマが間に合わないよ!
とキツイ言葉を投げかけて

お母さん自分で洗濯するんだよ
私を待っていたら間に合わないから

その言葉にムスーっとふくれて

だって洗濯わからないよ

じゃ教えるから行こう

全て身の回りの世話をしてくれるのが当然の如く

自分でやることに促すと怒りを向けてくる

わからない
が口癖になってきた

続く