明日はもう4月、ケイトの誕生日月です。

ケイト、以前は、命の炎が細くゆれるような、見ていて不安が拭えない、そんな感じでしたが、二月中旬から明らかにしっかりした炎になりだし、もう大丈夫だと思えるように。

脳症後、うとうと眠る、ということが
できなくなっており、車に乗ったらすぐ寝るケイトが全く寝ないように。夜はベッ

ドに入ったらすぐ眠れるものの、まだまだ脳が落ち着いていないんだなと思っていたのだけど
先週あたりから車に乗ると以前のように
眠れるように!これ、かなり嬉しかった。

後、三月に入り、はっきりと妹と次男のことを思い出したようで、にこにこしながら
抱きつく!抱きつく!妹は、まだ二歳だから
抱っこしてそのまま押し倒されー
妹、泣く、叫ぶ、と、トラブルも
でてきたけど(+_+)

ただ、表情はどんどんよくなっている。
近所の人は、脳症前より今の方がしっかり目があってる気がすると。
けいちゃんが口をとがらせて、
甘えてわざと幼い声だした
あの懐かしい感じを私見てしてくれた!
と、喜んでくれ。

それを聞いて、私、
ケイト、そんなこと
してたっけ?と、一瞬ときが止まり、、
全く思い出せなくて、
でも、思いだそうと記憶を
呼び起こすと、確かに消えかけた記憶が。。

脳症以前の記憶を、意識して
封印しすぎたこの4ヶ月、
以前のケイトを忘れかけている自分に
愕然と。。

生きてこそ、
生きてくれているからこそ、
ケイトを抱き締めて
ケイトの温もりを感じれて
ホッとする。

でも、ふとした瞬間に
バッと、以前のケイトの記憶が
甦ると、

ケイトは生きているのに、
脳症前のケイトは
この世のどこを探してもいない。

生きてこそ、

ケイトは生きているのに
以前のケイトはどこにもいない、
会えない、抱き締めてやれない。

たまにそんな感覚に陥る。


でも、そんな気持ちは、
日々の中の一瞬。


今日は、自分で車のシートベルトを
つけれた。その瞬間、次男が
歓声をあげて、私と妹が拍手して
そして、三人でパパに報告する。

ケイトの日々の成長が
私たち家族をビックリするくらい
幸せな気持ちにしてくれているのも
事実。

いつかまたあのケイトにも会える。

もう、どしゃ降りは通りすぎた!!