病院では、不眠が続いたり、
夜中何度も起きていたケイト。
22日23日の夜、共に
夜中起きることもなく、
朝までぐっすり眠る。

23日24日、
病院での多動とは
うってかわって、
ソファーから動こうとしないケイト。
何となく覇気もなく。
食欲は旺盛。
たまーに、たまに笑うことも。

本当は、24日消灯に帰宅しなければ
ならないのだけど、
病院に電話して25日の朝一の
検査までに帰宅してもよいか相談。
快諾してもらえ。

今晩は、布団に入ってじっと
しているも、なかなか寝入れず。
0時過ぎにやっと眠るも、
少しして起きて、また寝てを
繰り返す。

当たり前だけど、まだまだ身体が
もとに戻ってない。
点滴のついていた手を噛む癖が
なおらず、手首に沢山の痕が
痛々しい。

脳症前、不器用ながらも
お兄ちゃん業を幸せそうに
こなしていたケイト。

朝、後で起きた長女の泣き声が、
モニターから聞こえると
『ケイト、いくわ!』と
ウキウキ階段をかけあがり
長女を、だっこしておりてきてくれたケイト。

今回の外泊で
長女は、ケイトをどんな位置付けに
したのか、やたらとケイトの
お世話をしてくれる。
お風呂に入る時は
さささっと、自分の服を脱ぎ
ケイトの服を脱がせようとする。
湯船につかると、
『けーと、ここすわり』と
自分の、横をあける。

私が『○○ケイトくん』というと、
ケイトが反応しないので長女が
ケイトの手をあげさせる。
ボーっと、立っていると
手をひっぱって、ソファに
誘導してくれる。
嬉しいけど悲しい。
悲しいけど嬉しい。

次男は、脳症前のケイトには
そっと手助けしていたけど
今はしない。
たまに、普段通り、
ケイトに声かける。
そして、沈黙に悲しげな
表情をする。

『ケイト、いつもとに戻るん?
1月くらい?』と。
『少しずつ戻っていくと思うよ、
でも1月はさすがに早いなー!』と
笑うと、『2月かなー』と。

夕飯を、ケイトにやりつつ、
長女のフォローをしてると、
ジーっと見つめてくる次男、
そして、

『ママ、大変?明日から
長女のご飯は俺がやったるわ』と、、

次男、、、
ママはあんたのことが
一番心配や!!