暑さ寒さも彼岸までと言いますが、夏の暑さも和らぎ秋の気配を感じる9月23日秋分の日、久仁彦さんのワンマンライブが江古田マーキーで開催されました。



9月19日に66歳を迎えられた久仁彦さんの登場に、会場から「おめでとう~!」と声が上がると「ありがとうございます」とちょっと照れくさそうな久仁彦さん(*^^*)

オレンジ地にブラウンの花の迷彩柄シャツとデニムというカジュアルな装い☆

年齢を感じさせない久仁彦さんだからこそできるコーディネートですね🌺


恒例となった久仁彦さんの弾き語りで送る1部🎸

オープニングはオリジナルソング

「Everything is happy blues」

今回で14回目となるマーキーライブ、コロナもやっと落ち着き始め、雨にも負けず風にも負けずコロナにも負けず、来てくださってありがとう~と歌います♪


あえて、弾き語りをやっているんですと、久仁彦さん。

ステージに自分ひとりギター1本、これがアーティストとして大事なこと、鍛えられるのだと…

アーティストとしての強い拘り、常に努力を惜しまない姿勢は本当に素敵です。


ここで、とてつもないチャレンジ宣言!

日本縦断ご当地ソングメドレーと題し

て、47都道府県を10ブロックに分け、各ブロックから久仁彦さんがセレクトした20曲を弾き語るという試み…

オープニングソングと合わせると、1部だけで21曲の弾き語りに挑む久仁彦さん!

時間をオーバーしてしまうかもしれませんと…私としては嬉しい悲鳴でした(^^ゞ


そして前回のライブでもお話しされていましたが、カバー曲を歌う時は、いつも作者さんと歌い手さんに敬意を表しているそうです。そういう謙虚なところも久仁彦さんの尊敬できるところです。


さあ!日本縦断🎸弾き語りの旅♪スタートです🎵

先ずは、東京から北へ向かいます♪

「夢まで500マイル/加藤久仁彦」

軽快で力強い歌声で夢を追いかけます!

ラストのロングトーンは、500マイルの道のりに匹敵する素晴らしい響きでした🎵


◆ 北海道 ◆ 

「知床旅情/森繁久彌」

ほのぼのとした歌声に、あったか~い気持ちになります(^-^)


「霧の摩周湖/布施明」

久仁彦さんも訪れたことがあるという神秘の湖、摩周湖…

情熱的な歌声と共に、美しい情景が浮かんできました。


「恋の町札幌/石原裕次郎」

低音の魅力、素敵な歌声にうっとり🤍


◆ 東北 ◆

「津軽恋女/新沼謙治」

こぶしを効かせ、会場を魅了します。


「磐越西線/狩人」(◆&北陸 ◆)

2006年リリース、キャンペーンで磐越西線に乗ったことを思い出します🚃

ギターの音色と儚げな歌声が切なくて、泣けてくる~💧


「青葉城恋歌/さとう宗幸」

爽やかな歌声は、川のせせらぎが聴こえてきそうです♪


◆ 関東 ◆

「東京キャンドルレディ/狩人」

狩人18枚目のシングル「カルチェラタンの空」のカップリング曲。

都倉俊一さんの作品で、狩人には珍しい軽快でファンキーな1曲♪

音源がなかったようですが、抜群の記憶力と音感で歌っちゃう久仁彦さん!

生で聴けるなんて最高(^-^)v


「恋人も濡れる街角/中村雅俊」

キワドイ歌詞も、久仁彦さんが歌うとドラマチックな恋物語にしか聴こえない♪


◆ 中部 ◆

「白馬山麓/狩人」 

長野を歌った狩人の曲♪ 

重厚な狩人バージョンとは違い、ゆるやかで味わい深い久仁彦バージョンです🎸


◆ 近畿 ◆

「君ひとり旅するならば/狩人」

狩人11枚目シングル「ブラックサンシャイン」のカップリング曲♪

バラード調の歌い出しから、手拍子を誘う軽やかな曲の流れが絶妙…

この曲の久仁彦さんの優しい歌声、大好きです(#^.^#)


「逢阪エレジー/加藤久仁彦

関西弁の歌詞にピッタリくる粋なメロディ、久仁彦さん作曲の楽曲です。

久仁彦さんの関西弁、色っぽ過ぎるやん!


「そして神戸/内山田洋とクール・ファイブ」

神戸~♪力み過ぎないソフトな久仁彦バージョンいいですね~(^-^)


◆ 中国(山陽 )◆

「野風増(のふうぞ)/河島英五」

男くさい曲も、久仁彦さんが歌うと何処かお洒落な雰囲気が漂います🎸

夢を叶えた二人の息子さんたちのお話も素敵でした(*^^*)


◆ 北陸 & 中国(山陰) ◆

「日本海/狩人」

1983年リリース狩人16枚目のシングル♪

しっとりと情緒豊かに弾き語ります🎸


◆ 四国 ◆

「夜明けのブルース/五木ひろし」

久仁彦さんの低音ボイスがたまりません~キュン(#^.^#)


◆ 九州 ◆

「博多みれん/野口五郎」

タイトルは知っていたけど、歌は初めて!マジ、演歌(○_○)


「思案橋ブルース/コロナティーノと中井昭と高橋勝」

隠れた名曲を伝えていくのが自分の使命だと仰る久仁彦さん!

実は、この曲も歌い手さんも知りませんでした(^^;

教えてくださりありがとうございます。


「港町ブルース/森進一」

ブルースが続きます。

演歌もフォークタッチで軽めに弾き語ります。


◆沖縄 ◆

「さとうきび畑/森山良子」

いよいよ終点の沖縄に到着しました!

1部ラストの曲になります。

数年前の沖縄観光で、ひめゆりの塔を訪れたという久仁彦さん。

感慨深くこの曲を歌われます。

曲中に「ざわわ」という歌詞が多く出てきますが、微妙に表現を変え、表情の違う風の音を伝えているところは流石!感動しました💧


1部はカラオケを使わず、ギター1本譜面を見ないで1人で21曲の弾き語りを達成!やったぁ~\(^-^)/

時間が経つのを忘れてしまうほど素晴らしいステージで、思い切りちむどんどんしました~(*´∀`)


◇◇◇ 10分間の休憩 ◇◇◇


サポートメンバーと2部のスタート♪

キッラキラの深いグリーンっぽいラメジャケットで華やかに登場☆


2部1曲目は、アメリカンポップス

「ROUTE 66」

ビートが効いたご機嫌なナンバー♪

66歳を迎えた久仁彦さんが、sixty-six~♪とご自分を指差しステップを踏みます🎵

アップテンポの曲もお手のもの!

低音から高音までパワフルな歌声が会場に響き、めちゃくちゃカッコいい👍

66歳に因んで選曲されたこの曲、歌い終わると祝福の拍手が湧きました👏👏👏


30年前、アンディ・ウィリアムスさんのショーを観るためアメリカひとり旅をした時、車で横切ったのもROUTE66だったそうです🚙

久仁彦さんにとって、思い出の場所でもあるんですね☆


演奏は、ロサンゼルスのディズニーランドで結婚式を挙げたという、スイーツ好きな仲良しご夫婦、🎸ベース清水長五郎さんと🎹ピアノ清水陽菜さんです。


3人の楽しいトークの後は、アンディ・ウィリアムスさんをはじめ、多くの方がカバーしている、フランス映画の主題歌

「シェルブールの雨傘」

戦争で引き離された男女の物語だそうです。

久仁彦さんにピッタリなバラード♪

前半は英語、後半は日本語で歌います。

英語歌詞は分からないのに、切なくて切なくて胸がいっぱいになりました💧

久仁彦さんの半端ない表現力、歌のチカラは驚異だと改めて感じています。


続いて秋の歌…

「コスモス街道」

重低音を効かせたアレンジがカッコいい加藤久仁彦バージョン♪

都会的で雰囲気のあるコスモス街道ガーベラ

久仁彦さんの歌唱アレンジも迫力があって素晴らしかったです(´∇`)


そして、久仁彦さん作詞作曲の2曲

「物語はまだ半分」

「かけがえのない時間(とき)」

この2曲を聴くのが、毎回本当に楽しみです。

CDリリースする日を夢見ています(^-^)


◇◇◇◇アンコール ◇◇◇◇


今日という日を大切に…

来生たかおさんの

「Goodbye Day」

久仁彦さんの「Goodbye Day」大好き過ぎてずっと聴いていたい。

初めて聴いた時の衝撃は今も忘れられません。穏やかに1日1日を大切に生きていこう、そう気付かせてくれた歌です。

ゆるやかに時を刻むような陽菜さんの美しいアレンジも、とっても素敵でした🎹


「明日に架ける橋」

ガラッとアレンジを変えて、ちょっとポップなジャズテイスト♪

従来の♪明日に架ける橋は重厚感があって、一歩一歩踏みしめて明日へ向かう感じなのに対して、久仁彦バージョンは軽やかな足取りで前に進んで行くような感じがしました。

アレンジによって、曲がこんなに変わるんですね(^^ゞ


ラスト、合言葉は生涯青春!

「青春時代」

ステージと会場が一体となり盛り上がりました(*^▽^)/★*☆♪


久仁彦さん、毎回楽しい企画を考えてくださりありがとうございます。

歌もトークも最高!!

曲数が多いのにもかかわらず、最後まで迫力ある歌唱は流石です。

素晴らしいパフォーマンスに感動しました~(*´∀`)♪


そして、素敵な演奏をしてくれた清水ご夫妻、マーキーの皆さん、ありがとうございました☆



今回、オリジナル曲を数曲ご披露してくれましたが、こうした久仁彦さんの素晴らしい作品を集めたアルバムがいつかできたらいいなと願っています。


久々に参加してくれた友達が、演歌からバラード、ジャズにポップスと完璧!さっすが、久仁彦さん!と大絶賛でした!

そして、前回参加された友達のお知り合いは、高音を出せる人はいるけれど、あれほどの低音を出せる人はなかなかいないと言ってたそうです。嬉しいですね。


この後、年末に向けて、テレビ出演やディナーショーが予定されています。

また、久仁彦さんのステージを楽しみに待ちたいと思います(#^.^#)



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