橋の上のガンダルフの戦い


これらのフィーリングは継続的に脳にやってきて、前頭葉を襲撃し続ける。そして頭の中では、その声があなたに継続的に話しかけることになる。そのとき、あなたは観察者としての自分を保持する必要があり、このように言うのだ。だめだ。お前を通すわけにはいかない。私は、ここを通る許可をお前に与えてお前を満足させるつもりはない。我々は後戻りして過去を再訪し、自分を哀れに思ってはだめだ。お前は今後は健康や裕福になるのだ。すると、救いが得られなかったので、声は各細胞まで戻ることになり、細胞は繰り返しメッセージを送り続ける。そして、最終的にはどうなるか言えば、前頭葉における意志の法がそれ自身のニューロンを手に入れるのだ。それは、脳の中の未使用の90%の部分が、前頭葉の法を新しいニューロネットとして刻むのだ。ここで思い出してほしい。前頭葉、すなわち意志、橋の上のマスターは、普段使われているニューロネットの中に刻まれるわけではない。普段使われているニューロネットに刻まれているのは感情の反復ループ、つまり通行を許可する習慣だけだ。あなたはそれを何度も繰り返し続けている。だから脳のなかの新しい部分を使う必要があるのだ。

ここで文句を言ってくるのは細胞に新しい情報が与えられるまでの間にすぎない。その期間が感情的な痛みである。


身体が訴えてくる病気やお金の不足や現実化できないといった感情を脳の中で通過させてしまうと、それが自分の現実の法になる。それらの感情の声に対して意志を使って拒否し、健康な自分、裕福な自分、何でも現実化できる自分を保持し続ける。結果が見えない状況だから、人はすぐに古い現状の態度に戻ってしまうが、それが現実化が起きないループを造ってしまう。望みの現実が目に見えない、現実化が起きないときこそ、そこは負荷をかけて新しい自分を維持する必要がある。自分の肉体の声を無視して、他人の声を無視して、方法を分析するのではなくて観たい未来の自分を維持し続ける。そこが分岐点になる。