上海の浦東(プードン)国際空港に着いて驚いたのは、入国者審査官が中国の公安(ゴンアン)、警察官の方だったこと!
一応、「你好」と言ってはみたものの、ちょっと恐くて怯えてました。
顔写真の撮影をされたあと、パスポートを返された時、
「Bye bye」
と言われたので、嬉しくなって
「Thank you!」
と応えてしまいました…ここは上海、中国なのに。
中国語では「谢谢」ですよね。
このあと、いろいろトラブルが起きるのですが、それらを英語とカタコトの中国語、筆談と大きすぎるジェスチャーで乗り切る予感がこのシーンで既に表現されているような気がします。
H.I.Sの方から指定を受けた場所に行くと、ツアーコンダクターの程(てい)さんが待っていました。
どうやら送迎をするのは私たちだけではなかったようで、
「少し待っていてください」
と言われました。
そのあと2人の方がいらしたところで駐車場まで案内されました。
でもバスはなかなか来ません。
15分くらい待ったところで50人乗りくらいの大型バスが来ましたが、程さんは、
「このバスではありません。」
とひとこと。
外に出るとかなり風が冷たく感じ、コートと手袋をしたままさらに待つこと15分。
やっと来たのはバス、ではなくワゴン車。
どうやらこの車両でホテルまで送ってくださるようです。
全員乗って発車したのですが、いきなり猛スピードで飛ばしてくれる運転手さんは、眼光の鋭い角刈りの男性でした。
どうやら高速道路だったようなのですが、車線変更でもウインカーは出しませんし、日本の高速道路のように「追い越し車線」「走行車線」と分かれているのではなく、「小型車」「大型車」と分かれているので、とにかくどの車も飛ばしてくるし割り込みしてくるしで少し気分が悪くなってしまいました。
市街地に入ると、堂々と信号無視をするバイクはいる、とにかく我先にと車は飛ばす、割り込みも普通で、「こんなところでレンタカー借りたら絶対ぶつけるかぶつけられるかするわ…」と思いました。
ちなみに上海にはまだレンタカーのサービスはないそうです。
上海には高速鉄道があり、浦東国際空港から市街地までを結んでいます。
高速鉄道は、上海の市営地下鉄にも直結しているのですが、今回は車窓から眺めるだけでした。
そうこうしているうちに、私たちが泊まる南京飯店(Nanjing Hotel)に着きました。
創業1931年の由緒正しい南京飯店は、地下鉄の南京東路駅から歩いて3分ほどの立地で、斜め向かいにコンビニがあります。
ホテルのランクはスタンダードながら、落ち着いた雰囲気のレトロなホテルでした。
着いたらまず、お茶の時間
。朝早くから起きっぱなしの私の身体も悲鳴を上げる寸前でしたからね。
お茶のパックは紅茶と煎茶を持って行っていましたが、ホテルの緑茶(勿論中国緑茶)を淹れました。
薄い黄緑色と芳しい香りに、上海を感じてしまいました。
お茶の時間のあとは、夕食がてら外灘地区の夜景を見に行きました。
その様子は、また今度の記事でご紹介しますね。

)もありまして、DFS限定のミラー型のアイシャドウとリップカラーなんかもあり、あぁ欲しいなぁ~と思ってもただの妄想にしかならず、両親はさっさと軽食をとりにカフェへ…。
)です。

