前回のコメントのお返しが出来ていなくて、本当に申し訳ないです…。

今までここでは触れていなかった、私の病気について、今日は話そうと思います。

私は、もうかれこれ10年も精神科の病院に通っています。
治療を中断したこともあるので、治療を受けた時間はもっと短く、かつ模範的な患者とはお世辞にも言えません。

いろいろな診断名を言い渡されてきましたが、今は「境界性パーソナリティ障害」の患者として、治療を受けています。
一見躁うつ病のような私の病気ですが、躁とうつの入れ替わりが激しく、期間が短いこと、そして気に入らないことがあると暴力で応酬するなど、攻撃的になることが躁うつ病とは大きく違っています。
躁うつ病は気の持ちようなどでは決してなく、脳内物質の異常による症状ですが、私の病気「境界性パーソナリティ障害」は、性格の偏りが生む考え方の偏りや、認知の偏りから症状が生まれます。
そのなかに躁的症状、うつ的症状があるということで、躁うつ病とは違う病気です。

薬も飲んでいます。
うつ病でよく使われる「パキシル」も飲んでいますし、他の精神安定剤や睡眠薬も飲んでいます。
気分が落ち込みすぎるときや、躁的なときは「リスパダール」という液状の薬を飲みます。
今飲んでいる薬は、1日で10錠くらいになります。

そのため、お酒はドクターストップがかかっています。
20歳になる前からそういう生活をしているので、まったく問題ないです。
お酒は好きですが、もともとお酒に弱いですし。

今やっとお話しできるようになりましたが、今まではずっと病気であることを隠して仕事をしていました。
お酒も飲めるふりをして、適量を飲んで。
具合が悪いのも、病気のせいとは決して言いませんでした。

薬を飲んでいるのに、具合が悪くなるなんておかしいと思われるんじゃないかと思ったからです。

今はうつ的症状がひどくて、食べては寝ての繰り返しです。
こういうときは、寝るしかないんです。

なかなか人にも打ち明けられず、苦しい思いもしてきました。
家族にすら理解がないので、無理もないと思いますが…。

ここで打ち明けることで、このブログの読者の皆さんに嘘をつかずにいられるようになることは良いことだと思います。
どうか、こんな私ですが、「凛飛鳥の作り方 ~偏愛篇~」とともにご愛顧いただければと思います。

凛飛鳥 拝