凛飛鳥の作り方 ~偏愛篇~-090519_0107~0001.jpg
粘土からできた急須(中国語では茶壺と書いてチャフウと読みます)がふたつあります。
黒土の方は、プーアル茶用。
赤土の法は、凍頂烏龍茶用。

なぜお茶の種類で分けているかというと、お茶の種類を決めることで他の種類のお茶の匂いを付けないようにし、磨いたりして丁寧に使っていく「養壺(ヤンフウ)」という使い方が中国茶器にはあるためです。

赤土の方は、牽手(ケンシュ)と名付けられたもので、取っ手が手を取り合っているように見えるからその名が付きました。
ハート型にも見えて可愛いでしょう?

黒土のほうに付いている飾りは、私が作りました!
こうすると、蓋の置き場に困ることがないのです。
華泰茶荘では、茶壺の購入者に店頭でこの飾りを作ってサービスして下さいます。
この前の写真のものには、茶色の飾り結びが付いているんです。