私、紙に触れない日はありません。
新聞、原稿、雑誌、文献、本類などなど。
みなさんはいかがでしょうか?

ここからは、私の「妙にアナログなところ」を感じていただくことにします。

ある日、わからないことが出てきたときの私の行動は以下のとおりです。

インターネットで記事見つける→印刷しとく→ノートに貼っとく→大事なトコ線引いとく。

そして数日が経過したある日、また同じことをほじくり返している自分がいます。

「ダメだ、読んだのに覚えてないわ…」とかなり落胆→もう一度調べる→今度は書き込む、なんてことをするんです。
これ、明らかに時間のムダですし、もともと書き写した方がいいので、プリントアウトした紙もムダ。
書くならプリントアウトしたものを貼り付けたノートに書いておけばいいので、ノートの紙もムダにしていることになります。
環境に悪いことこの上ないですよね。

原稿を書いている時も、ひととおり書けたらプリントアウトして、校正します。
プリントアウトしてみないと紙面でどうなるかがイメージしづらいのと、他のページと比較したいとき、パソコンの画面を行き来するのが面倒でわかりにくいからです。
そして思いっきり書き込みます。
これは必要に迫られてのことなので、要らなくなった校正済みの紙はちゃんと裏面も使って、新聞と一緒にリサイクルしています。

父も、大事だと思った資料やメールはプリントアウトして仕事をしているそうで、このことを話すと、父は大きくうなずいて、紙の方がいいと言っていました。

高校の頃には英単語を覚えるために、引いた単語にラインマーカーを引いていってました。
目標はもちろん、全単語に色が付くこと!
出てくる頻度が高い単語ほど、先に色が付くので引いたことのある単語を引くと、「覚えてなかった!」と危機感にかられることうけあい。
こういう使い方は紙の辞書ならではではないでしょうか…?

日本史でも、一番難しいと言われている私大を狙っていたのに全然覚えられないことに危機感を覚え、菅野祐孝先生に倣い、美術品・建築物の写真や史料などを貼った特製日本史ノートを作りました。
今も取ってあって、時々めくって見てます。

アロマテラピーインストラクター試験のときも、日本史のときと同じように、人体の図や授業資料などを貼ってノートを作ったところ、授業の時先生に見られ、「凛さんのノートは4色ですヨ」とバラされました。
この「4色ノート」は中学のとき通っていた塾での決めごとを自分用にアレンジしたもので、どこにどんな種類の大事なことが書いてあるかひと目でわかるようにしただけなんですけど…やっぱり使いすぎですか?

最近は小学生からパソコン・携帯あって当たり前、辞書がわりにもしていそうなので、「紙の辞書を使いなさい」なんて言ったら「なにこのオバサン、アナログ過ぎ~」と言われそうですよね。
そんな私も、現在は電子辞書を使っています。
広辞苑、和英辞典、英和辞典、英語類語辞典、漢字字典と行き来するので…と言い逃れをするつもりはありません。
電子辞書のおかげで原稿も進むし、漢検準1級にも、アロマテラピーインストラクター試験にも受かりました!
経済のことや、英語の略語を調べたりと、だいぶ助けてもらっているので、「電子辞書絶対ダメ!」とはもう言えませんね。
ただ、電子辞書を使っていても、高校時代の名残なのか、「1つ1つ、引いた回数が出ればいいのに」、「印がつけられたらいいのに」と思ってしまいます。
ヒストリー検索だけではイヤなんです。