昨日、ロフトを出て歩いていたときのこと。
チラシ配りのお姉さんにぶつかってしまいました。
そのとき、お姉さんが発した言葉はなんでしょう?
みなさんは、なんと言いますか?
①申し訳ありません!
②すみません!
③ごめんなさい!
④失礼いたしました、大丈夫ですか?
実は、この中にはありません。
「おそれいります」
聞き捨てならぬ!誰も誉めてないッ!ちゃんとあやまれッ!
心の中では飛び蹴りお見舞いですよ!!(「跳び蹴り」でないのは、名前にかけてです)
かしこまってるふりなのでしょうが、でもこれは酷い。
「すみません」の丁寧語という扱いなんでしょうね、その人にとっては。
「おそれいります。荷物の再配達を・・・」といつも電話している私の母が、とてつもなく尊く見えます。
わたしもそうやって真似しようと思っているのですが、できないんですよね・・・。
仕事でも上司が「おそれいりますが、そちらの商品の在庫をこちらにいただきたいのですが・・・」といっていました。
これこそ「すみません」の丁寧語の「おそれいります」ですよ。
だから、私は買いました。「にほんごであそぼ」のかるた。
小学校で英語教育の前に、するべきことがあるのではないかと私は思います。
小学校で英語始めても、しゃべれるようになるかは
「使うかどうか」
にかかってますから。使わなかったら鈍るのは日本語だって同じです。
母は、お礼の手紙や娘の私たちの連絡帳を書くとき、かたわらに辞書をおいていました。
元小学校教師ですから、字の間違いはことさらに恥ずかしいという意識があるのだと思います。
私も、漢検準1級といいつつ、書くのはだいぶ衰えています。勉強が足りないな、といつも思っています。
言葉は、その人の生き様と品格、両方を映してしまう恐ろしい鏡だと思うのです。