やはり人間の本能的な部分に深く関わっているのだろうなとふと思いました。
よく『アイツは頭も良いのに顔まで良い』とかいう話を聞きますが、
なんとなく頭が良いと顔が良いはある程度イコールだと思ったのです。
そう思った理由としては偏差値の高い頭のいい人が通うような学校や塾って
全体的に顔が良い人が多く、逆の場合は一般的に好まれるものではなような
顔つきの人が多いような感じがしたのです、電車内でも通話したり会話したりしてる
協調性の無い人より静かに勉強している方が凛々しい顔立ちだったりします。
最初は『天に二物も三物も与えられやがってこの野郎』とか思っていたのですが、
突然ふと思ったのです、『二物も三物も与えているのは私達ではないのか』と。
目が大きくてシュッとして整った顔立ちをイケメンだと言い始めたのは
神でも仏でもありません、そういう人物を崇め持て囃したのは同じ人間です。
シカのメスは角が大きいオスを選び、
ホトトギスのメスは鳴くのが上手いオスを選び、
フラミンゴのメスは体色が濃いオスを選びます。
それぞれ強い方が生き残りやすいからとか、
色が濃いのは餌をとるのが上手いからだという理由がありますね。
では人間はどうでしょう、スポーツなんかも成長過程で当然やりますが、
多くの場合最終的に重要なのは『知力』ですよね、人は考えるのが特徴の動物ですから。
つまり、人間のメスは本能的に『知力』が高いオスを選ぶのでしょう。
で、生物の才と言うのは生まれつき多くが決まっています、
盲導犬や警察犬だって幼少時全く同じように育てたのに
なれない犬はどうあがいてもなれませんね、人も似たようなものだと思うのです。
必死にノートに書きとり努力して10の内8を覚える人と、
なんとなく教科書を読むだけで推測までして10以上覚えてしまう人。
同じ人間でも差があるものです。スタートラインは同じでも、徒歩と車くらいの差が開きます。
基本的にこういった要素は『遺伝』が大きく関わってきます、
なので人間は『頭が良い』という遺伝要素が出てきている場合の
顔つきを『イケメン』だと認識するのではないでしょうか?
それならテレビに出るような天才に顔のいい人ばかりなのも納得できます、
お馬鹿アイドルだって本当は頭が良いのです、勉強が出来なくても
とことん要領が良くて協調能力が高いといった意味で頭が良い場合もあります。
後は同じ人間でも地域によって太ってる人がモテたり
物理的な力がある人がモテたり色々ありますよね。
やはり人間は動物として
『今暮らしてきている地域でより生存能力の高い遺伝子を持つ人』
に対して本能的に惹かれるのでしょう。
もっとも、人間は本能だけで生きる動物ではなく
知力と感性に大きく影響されて生きる動物ですので『イケメンと思う』と
『イケメンと生涯を共にしたい』は必ずしもイコールでは無いですけどね。
性格重視だったり気性重視だったり、優先順位は人によりけりです。
……それでも、どちらにせよ『天才』が有利なことに変わりありませんが
幸い人間は生まれつきの模様なんかで一生が決まる動物と違って
後天的な面も大きく影響される生き物です。
どんな人でもがんばればきっと報われるでしょう、
だからスタート地点は同じくらいだった幼馴染なんかが自分が絶対に届かないところに
上ったりしていてもヤケになったりせず、努力することを諦めなければ人間なんとかなると思います。
ただ、その何十時間も苦労しつづけて継続し『努力』
出来るということさえも『才能』の一種かもしれませんが。
ネタが無いのでふと思ったことをつらつら書いただけで、
案の定この日記に深い意味はないです。
しいて言うなら天才に生まれたリア充爆ぜろ。