旅行中の話や
ジャイアンの娘・ジュンちゃんの大学生活の話を
聞きながらドライブ
『お まだこのアパートあるんやな~』
『ココって・・・Tくん住んでたところだよね』
私たちの通ってた中学校の目の前にあるそのアパートには
当時同級生だった893の息子・Tくんが住んでたんだよ。
お父さんは・・・高い塀の中
お母さんは、お仕事でいつも留守。
市内イチ悪かったわが母校の悪ガキたちのたまり場だったな~
ジャイアンもね、仲良しだったから(笑)
よくつるんで遊んでたんだよね。
私は同級生だから喋ったりとかはあったけど
それ以上でもそれ以下でもなく。
高校生になってジャイアンと二人で
夏祭りに行ったりするとテキヤで働くお兄ちゃん・・・
じゃないじゃん、同級生じゃん
親の手伝いしてる同級生だった子や
ジャイアンのやんちゃな知り合いばっかりだったことも
そんな昔のことを喋ったりしながらひたすらドライブ
ジャイアンに目的地はあるのか、ないのか・・・
私も聞きもしないし、ジャイアンも言いもしない。
一緒の時間を過ごせればそれでいいので
場所はあんまり関係ないんだよね。
でもね街灯もなく真っ暗だし、道幅が狭くなってきたので
『これ通り抜けれるの』
『道があるから大丈夫じゃないか~』
だろうね、そう言うだろうと思ったよ。
つづく