この日もジュンちゃんを寝かしつけるために
3人で夜の散歩。
ジュンちゃんは、何時ものように私の首に巻きついて寝て行っちゃった。
寝ちゃうと途端にずっしり重たくなるので、
ジャイアンに交代。
さぁ、実家に戻ろうか、とのんびり歩いていると
『茶々さ、いいの』
『何が 』
『・・・・・・・
俺でいいの』
『・・・・・・・・・・・・・』
黙ってじ~~~と顔を見てると
『茶々はさ、ジュンがいる俺でもいいの』
『あのさ・・・そういうことは離婚してから言ってくれるかな』
『そうだな
あぁ~~~
茶々の親は反対するだろうな~
反対って言うか、勘当だろうな。』
『このままじゃ、確実に勘当だね。』
『そうだよな。
まだ籍抜けてないしな。
でも向こうも俺とやって行く気ないだろうからすぐ籍抜けるだろ。
ジュンも俺が育てるしな。
でもな~茶々、苦労するだろうな~』
『あのさ・・・・・
苦労と思うかどうかは、私の気持ち次第だし、
私の気持ち次第って事は、ジャイアン次第ってことなんだけど。』
『だから苦労するだろうな~て言ってんの』
『あっそ
じゃあ、やめとこ~かな』
『間違いないな
近いうちに、向こうと話し合うわ。
だから・・・・待っといてくれ。』
『うん、わかった。』
つづく