ジャイアンが別居してから１ヶ月ぐらいが経った。
でも・・・まだジュンちゃんに会ったことはなかったんだよね。
ジャイアンも何も言わなかったし、
私もどんな顔してるんだろう・・・
ジャイアンに似てるのかな
とは思ったけど
会ったところで、どう接してもいいのかわからなかったから・・・
子供は好きだよ。
嫌いじゃない。
でも会いたい
と言ったことはなかったの。
そんなある日、有給を取って２泊３日で
友だちと友だちの彼氏と私の３人で、竿灯祭りに行く予定をしていたの。
まぁ、はっきり言って私はお邪魔虫だったけど ｗｗｗ
みんな高校の同級生だったし、
向こうに着いてからは、転勤になった高校の同級生の部屋に
私は泊めて貰うことにしてたから友だちと一緒なのは行き、帰りだけだからね。
運転交代要員 ｗｗｗ
出発２日ほど前、
私が旅行に行くのは知っていたけど
そう言うメンバーだと初めて知ったジャイアンは
『お前、邪魔だろ
海でも連れて行ってやるから辞めとけよ。』
友だちの彼氏、私は中学・高校と一緒だったから
ジャイアンもその子のこと知ってるんだよね。
『え～～～～～～
行ったことないから行きたいんだもん
二人ともいいって言ったよ～～～』
高校の頃、理系だった私。
２・３年とクラスがほぼ変わらず、
男の子も女の子もスッゴイ仲が良かったんだよね。
『そりゃ、駄目だっていわんだろ』
『そんなことないもん
でもさ、ホントに海とか連れて行ってくれるの』
ココロが揺らぐ～～～～
『おお、いいぞ
ジュンも海に行ったことないから一緒に連れて行くか。』
え
ジュンちゃんに会わせてくれるの
『わぁ
ジュンちゃんに初めて会わせてくれるんだ。
私、会ってもいいの
でもさ・・・泣かれたらどうしよう。』
すっかり海に行くモードに
海にて言うよりは、ジュンちゃんに会いたい気持ちが１番
『人見知りしないから大丈夫。
心配すんな。
じゃあ、早く断っておけよ。』
友だちはと言うと・・・
『茶々が運転してくれるっていうから私は楽しようと思ってたのに
まぁ、いいよ。
海、楽しんでおいでよ
』
先に約束した方を優先
私の中の約束の大前提ををあっさり破っちゃったよ
つづく