ジャイアンの仕事が忙しくなってきて、
また夜中の仕事も徐々に増えてきていた。
ジャイアンとはね、また少しずつ逢うようになってたの。
やっぱりね、逢わずにはいられない。
でも、あの事件以前に比べれば
凄く気をつけて、
でも、お互い逢う回数が減らせなくてwww
なるべく短く、30分だけでも逢えればそれでいい。
時間があれば
無ければ車の中でも・・・・
ほんの少しの時間でも憑りつかれたように逢っては
あの事件で無くした形見の指輪は、
ジャイアンも私も何度も探しに行ったけど
出て来なかった。
『あれは、ばぁちゃんがあれ以上やるなって止めてくれたんだと思うわ。』
『そうかもね・・・・』
『あそこでチェーンが切れて指輪が飛ばなければ
血が上ってたから止まらなかったからな。
フツ~そう簡単に切れる太さじゃないだろ
ばぁちゃんがジュンのことも俺の事も守ってくれたんだと思うわ。』
『ジャイアンがそう思うんならそうなんじゃないかな。』
つづく