『2年前に送って来た写真』
そう言えば・・・・
12月の初めの頃だったよな・・・
そう思って普段は余り開かないフォルダを開くと
ビンゴ~
2年前の 2010年 12月8日
ジャイアンから送られてきた3枚の写真が保存してありました。
1枚目は・・・
頭に包帯を巻き、左目付近にはガーゼ、
顔全体が腫れて、赤みを帯び、
酸素マスクをしてベットに横たわるジャイアン。
何度見ても涙が出てくる
3~4年前から左目眉頭付近が腫れ、
耳鼻科や脳神経外科(くも膜下で倒れたので年1回の定期検診でね)で調べて貰っても
副鼻腔炎の膿が出ずにその付近に溜まってしまっている、
そんな診断だったの。
でもね、注射で膿を抜いても良くならず、
腫れたり、ひいたりだったのが、段々ず~~と腫れているようになり、
頭痛や左目付近の痛みを伴うようになり、
時には高熱
あちこちの病院に調べていっても同じこと言われるだけで・・・
そんな時、喉が炎症を起こして息ができなくなって救急車で搬送された病院で
CT(だったかな~? MRIだったか???)を取って、腫瘍発見
左目眉頭付近に大きな腫瘍が出来ていて、
それが周辺を圧迫。
膿が喉に全部降りてきて呼吸困難に・・・
それが2年前のジャイアンの誕生日辺り。
そして、1ヶ月後(2010年12月8日)に手術。
腫瘍は検査の結果・・・・良性
『海外に住んでるからお見舞いに行ってあげられない』
『看病に行けない』
『無事、終わったかの確認も出来ない』
『心配だから帰ろうかな・・・・』
そう嘆いていた私に
全身麻酔から覚めて朦朧とした意識の中で、
写真撮って送ってくれた1枚。
まさか、そんな状態で送ってくれるとは思わなかったのと
あまりの痛々しさに
涙が止まらなくて・・・
それだけじゃなくてジャイアンからも
『ぶ じ お わ っ た ぞ ・・・・
ま だ こ え で な い わ ・・・・』
かすれた声で、そう言うのがやっと
『電話なんていいのに
写真見たよ』
『こ え き か な い と し ん ぱ い で ね れ ん だ ろ』
『うん・・・・良くわかってんじゃん
もうわかった、わかったから
無理しないで
無事終わってよかった』
『あ た ま が い た い ・・・』
『意識戻ったのまだ看護婦さんに連絡してないでしょ
もうわかったから。私は大丈夫だから。』
『お う 。 も う ち ょ っ と ね る わ 。
ま た か け る か ら 。
ち ゃ ん と ね ろ よ 。』
『うん』
病室でケータイなんて駄目なはずなのにね。
術後すぐ、酸素マスク外して電話なんてもっと駄目だよね。
自分の心配だけしてればいいのに、私の心配までして・・・
無事でよかった・・・・
そんなことを思い出してまたウルウルしちゃったよ