織姫と茶々の珍道中～ ②

織姫がどうしても聞いて欲しかった話は・・・・

『経由地で、トイレに入ろうと思ったら、手荷物がいっぱいでフツ～のトイレにはカートごと入れなくて

車いす用のトイレにカートごと入ろうとしたの。

そうしたら扉が閉まらなくて

悪戦苦闘してたらお掃除のおばちゃん発見

お掃除のおばちゃんを捕まえ、身振り手振りでトイレのカギの閉め方を聞いて、

やっと入れた～と安心してパスポートや財布が入ったカバンを棚の上に置いたの。

そうしたら、そのままカバンをトイレに忘れちゃったの～～～』

『え～～～～～　　見つかったの』

『なんか軽いな～と思って歩いてたら、ふとカバンがないのに気づいて頭真っ白だよ～～～

どうしよう～～～～て思って急いで戻るとさっき閉め方を聞いたおばちゃんがなんか手を振って叫んでるの。

急いでカバン、カバンて日本語で言ったらなんかバ～～～～って喋ってトイレのカギを開けてくれて、

中を見たら私のカバンがちゃんとあったの～～～～』

『おばちゃんが気づいて鍵しめておいてくれたの』

『そうみたい　多分、中を確認しろ～みたいなこと言ってたんだと思うけど

頭が真っ白でとにかくパスポートがあったから安心しちゃってさ～

カバンごとなかったり、パスポートなかったら私どうなってた』

確実にココには着いてないね

『それからトイレに入れなくて　やっと安心して入れたよ～』

『そうだったんだ～　見つかって笑い話ですんで良かったよね　』

『笑いすぎだわ～～～～～』

だって、だってその慌てぶりを想像すると笑いが止まらないよ～～～