をブチっと切って、バスを降り大学に向かって歩いていると
ジャイアンから
『やっぱりメール届いてないぞ』
確認してからかけ直してるし
『もういいわ
百歩譲ってメールが届いてないとしても、折り返し出来ないのが
続くのだけはやめてて何回も言ってるでしょ
何でやめてて言ってるかわかんない
』
『・・・・・・それはよくわかってる。
メチャクチャ心配してるだろうな・・・とは思ってたから。
ホント、いつも心配かけてごめんな・・・・』
そう思うならなんでメール1行でも送れないんだろうね・・・
ジャイアンが今週なんでこんなに忙しかったかって・・・・
歳は2つ上だけど後輩がクモ膜下出血で倒れたんだって。
なんでジャイアンの周りは若いのにクモ膜下出血やら心筋梗塞で倒れる人が多いんだろうね・・・
みんなおんなじようなメチャクチャな生活してるんだろうな・・・
その後輩君、手術後の脳の検査をする時の造影剤(漢字あってるかな?)が合わなくて
更に悪化してしまい、その後輩君の仕事のことや病院のことやらでとにかく忙しかったみたい。
ジャイアン自身も造影剤の検査は何回もやっていて
その検査の後は、ジャイアンも次の日の朝まで吐いていることが多くて・・・
次回の検査のことを考えて・・・・・・かなり気分的に落ち込んでるみたい。
『頭痛いのは』
『まだ続いてる・・・病院は、水曜日に予約取ったから。』
『忘れずに、絶対に行ってよ』
その後は、この一週間のことを喋って、授業の始まる時間になったので
『もう切るね。』
『またかけるな。 心配かけてごめんな。』
『うん。』
ジャイアン、ホント大丈夫かな・・・・