2時間後、治療が終わり、ジャイアンを昼寝から起こして
『美味しいもの、食べに行こ~う
』
『全く
俺を足代わりに使いやがって
』
『そんな風に全然思ってないよ
明日帰るから、ちょっとでも一緒にいたかったからこうなっただけじゃん
』
『そう思わんのが問題だわ
』
『そうかな~ まぁ、いいじゃん
美味しいもの食べて機嫌直して
』
『それで、俺がおごるんやろ
』
『うん
だって、明日帰るんだもん
』
『まったく、都合のいい奴だな~
』
『私が喜ぶ顔見ると嬉しいでしょ
』
『全然、嬉しくないわ』
なんて話しながら、心では・・・・
明日帰るんだよね~
グスンっ
寂しいよ~~~~
結局、まだ
に帰って来てから食べてない鰻にしよ~て
店を探し出して、でも土地勘もないし、出鱈目に走って
何軒かの鰻屋さんを通り過ぎ、
『ココ、いい感じ
ココにするぞ~
』
こう言う時のジャイアンの勘は鋭いんだよね~
久々に美味しい鰻を食べれた~![]()
『ご馳走様でした~
』
そして、高速に乗って実家近くのインターを降りると
『明日やな~』
『うん・・・・』
『もう
する時間ないな~』
『
やりすぎだし
せっかく腰、治してきたのにまた痛くなったら困るじゃん
』
『そうやな~』
・
・
・ 相変わらず、アホなこと喋ってる二人
・
・
『ねぇねぇ、何処行くの
実家行くならこっちの道の方が早いよ
』
『わかってるぞ~ ちょっと忘れ物したから部屋戻るわ』
『私送ってから取りに行けばいいじゃん
』
『すぐだから、ブツブツ言うな』
『はいはい。』