ジャイアンと私は、今までも・・・そしてこれからも平行線。
平行線の幅は物凄く広い時もあった・・・反対に物凄く近い時も・・・

たまにね、勘違いしちゃうんだよね。

いつかは一緒に歩いて行けるかも・・・てね。



『今までの人生もこれからの人生も一緒だ』
『茶々がいなくなることは考えたこともない』
『俺の気持ちは永遠にかわることはない』



でもやっぱり平行線は平行線のまま。
離れることも出来ない代わりに、一つの線にはなれない。
踏み入れてはいけない境界線があるのも事実。
この距離がね、私達にはあってることもわかってるよ。

でもね、その平行線を無理やり離したくなる時もあるんだよね。
(離したくなるのは、私だけみたいなんだけど・・・)


『人の気持ちに永遠なんてあるわけない』
『いつかは・・・会えなくなる時が来る』


今までもこれからもずっと変わらないというジャイアン。
いつかは変わってしまう(変わらなければいけない)と思う私。
・・・変わらずにいられたらいいとは思ってるよ。
・・・そうは言っても変わることは無理だと思ってる自分もいるんだよね。

だから、今ちょっと距離をもう少しとりたいな・・・と思ってる。

特になにか問題があるわけじゃないんだよ。
代の問題はあるけどね。
だから(笑)

ジャイアン依存の度合いが最近高すぎるから。
何かあったときにね、衝撃を和らげたいだけなのかも。
何もないのにね・・・
離れていても、私が寂しい思いをしないように電話もくれる。
日本に帰れば都合がつく限り時間を作ってくれる。

今がそれなりに幸せだから・・・

日本にいる時は、お互いにいつでも会えるって思ってたから
こんなにね、連絡を取らない時期もあったんだよ。
頑張って時間を作る必要があんまりなかったから。

だから連絡を取れなくなったり、しなくなったりするのが怖いのかもね(笑)
取り越し苦労?

『心配するな。』
『大丈夫だ。』

私にとっての魔法の言葉。
ジャイアンが『大丈夫』て言えば、大丈夫だって思ってこれまでずっときたんだよね。



それでも5年ぐらい前に、本当にもう嫌って思って、
二度と会わない、連絡もしないって私が言ったことがあるの。
自分から言ったのに・・・声を聞きたくて・・・聞きたくて・・・
気が狂いそうで・・・
何度、電話しようと思ったことか(笑)
声を聞けなくなることがこんなに辛いなんて・・・
自分の想像をはるかに越えてた(笑)


2週間後


『お前、なんで電話してこんのだ~
一人で勝手にもう会わないとか、連絡しないとか決めるな
お前に出来っこないんだからあほなこと、もう言うなよな

『もう本当に無理だから・・・電話もしないし、会わないって言ったんだよ。
自分でそう言ったから・・・そう自分で決めたのに・・・・・それなのに・・・
声が聞きたかったよ・・・・・・』


ジャイアンからかかってきた電話に思わず出ちゃったんだよね(笑)
ジャイアンは私が二度と連絡しないって言ったのを全然本気にしてなくて。
私がそんなこと言ったのはそれが最初で最後(のはず)
私がすぐに折れて電話してくると思ってたのに
2週間近く連絡しないから逆に怒ってって。
(あとで・・・ちょっとヤバいかも?て思ったって白状してたけどね)
その時のジャイアン、相当イラついてたよ(笑)


『私が怒ってたはずなのに・・・なんでジャイアンが怒ってるの
お互いに何やってるんだろうね・・・』


その時にね、私から離れるのは、無理だなって思ったんだよね。
離れて会えない、声が聞けない・・・て言う辛い思いをするより、
辛い思いをすることがあっても一緒にいる方がいいってね。
その辛さなら耐えられるって。


『ジャイアンが私を必要とする限り、私はずっとそばにいるから・・・』



なのに今、どうしてこんなに距離をとらなくちゃいけないって思うんだろう・・・



2010年9月、普段私にはメールをしないジャイアンから送られてきた1通のメール。
何の前触れもなく送られてきたそのメールを読んで
私は子供の前なのも忘れて号泣しちゃったの。
ママ、どうしたの?て心配そうな顔して私を見てる子供たちを前にしても
涙を止められなくて・・・

前の携帯に保存されたままになってるそのメール。
それを・・・読み返してみようかな。