昨日の1件を引きずってたけど、今日は忙しさであんまり考えないようにしてたの。
ジャイアンからもいつものようにもなかったしね。
でも今日は、あんまり喋りたくない気分だったからちょっとホッとしてるかも。
ノエルが一人で先にお風呂に入って、私が入ってくるのを待ってるときにジャイアンから
『俺だけどわかる
ワイン2本飲んで酔っ払ったわ~』
イチイチ言わなくても声でわかるって。
昨日の1件があったから私の様子伺ってるのかな
奴に限ってそんなことはないか。
それにしても酔ってる割に声暗いね。
『なんかあった でもごめん
ノエルが一人でお風呂で待ってるからかけ直すわ』
『お~う わかったぞ
』
どうしたのかな~
かけ直すっていったから掛け直すけど、今日はあんまり喋りたくないな・・・
なんかきっかけがあったらまた昨日の話、持ち出しちゃいそうだし
子供たち寝かして、ジャイアンにしたらかからない。
ちょっと安心しちゃった。
『もう寝ちゃった
まだ飲んでるなら酔い覚ましてから
気を付けて帰ってね~』
だけして、PCのメールチェックして、ブログアップして寝ようとしたらジャイアンから
『今帰り~』
『なんかあった 声すっごい暗いけど・・・』
『今日は嫌な日だったからお前の声が聞きたくてしたのに、すぐ切っちゃうしな。』
『ノエル一人でお風呂は危険だから。
ひとりの時は潜って遊んじゃダメて言うと必ず潜って遊ぶ子だから』
『間違い無いな』
それにしてもちょっと暗すぎるんですけど
『嫌なこと、何があった』
『嫌なことか~
後輩がしたミスをあちこち頭下げて謝って、しかもかなりの金額俺がかぶったんだよな
腹が立つわ』
『後輩君もこれからは気をつけるでしょ。
もっと大きなミスになってからじゃなくて良かったじゃん。』
『そうやな』
ホント、暗い
仕事のことだけでここまでなんないでしょ。
『他は まだあるんでしょ
』
『奴はホントよくわからんわ。彼女と夜一緒に飯食ったんだけどヨガのレポートが書けてないって、
ずっと機嫌悪くてこっちまで気分悪くなったわ。』
そんなこと聞かされる私の方がもっと気分悪くなるんですけど・・・
でもね、いつものようにフンフンて聞き役に徹して聞いてあげたよ。
ジャイアンはなんだかんだ言って私の意見を聞きたいわけじゃなくて、
喋りきってしまいたいだけなの。
でも私も要所、要所、それは違うでしょ~なことは言うけどね。
あ~~~でもジャイアンのイライラが伝染してきたみたい
爆発5秒前~
『お前は俺に対して壁はないのに、あいつはあるんだよな~
負い目があるからそれ間違ってるて思っても言えんしな。
それでこっちがイライラして。
しかもあいつからはイライラしてあたられるし、やっぱあいつとは合わんのかな~
お前、どう思う』
『言いたいことがあるなら言えばいいじゃん。
言えずに引きずって私に言ったってそんなん彼女がわかるはずないでしょ。
しかも合うか、合わないかなんて私にわかるわけないし。
一回付き合ってるんだから彼女の性格だってわかってるんだし、
良いところも悪いところもひっくるめてじゃないの。
ジャイアンだって、私には壁はないけど彼女に対してはあるはずじゃない
そんなん、自分は壁があるのに相手の壁だけ取ろうなんて無理でしょ。
やっぱり再婚するなら私は居ない方がいいね。
私が居なければもっと彼女と向き合わざるを得ないし、
そうすればジャイアンだって彼女に対してもっと距離感感じないでしょ。』
私ね。
逆上してるんだけど怖いぐらい冷静で、淡々と喋り続けてたんだよね。
そうしたら
『居なくなるようなこと言うな
今はそんな話、全然関係ないだろ
イライラしてるって言ってるのに、お前までイライラさせるな』
珍しく、声を荒らげるジャイアン。
こんな話を聞かされて、私はなんにも感じないと思ってるのかな。
俺は茶々に甘えてるんだろうな・・・て言ってるけど
甘えすぎじゃない
高い国際電話代使ってこの3日間、何やってるんだ。
でもね、私もちゃんとジャイアンの話、聞ききってやったよ。
途中でやめたらもっと気分悪いしね。
あ~ぁ、いつまでこんな思いしないといけないんだろうね。
自分で選んだとはいえ、かなりシンドいな・・・
いっそ、会わなくなったほうが楽なんじゃない
流石にそう思っちゃうんだよね。
『私はジャイアンのどんなこともちゃんと受け止めてあげる。
今までそうしてきたようにね。
私だって、いつもニコニコ聞いてばかり居られないときもあるよ。
でもね、途中はどうであれ、最後にお互いニコニコして、笑ってられればそれでいいから。』
切ったあと、そう
だけして寝て起きたらジャイアンから
『8時40分に起こしてくれ~~~』
どうしようか、この男