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「官僚たちの夏」
 戦後復興の一翼を担った異色官僚、佐橋滋がモデル。佐高信氏の評価通り、最初のページから一気に引き込まれる。通産省内の人事、そして政策を通じて、官僚と大臣そして経済界の戦後を垣間見ることができる。風越信吾をホリエモンと同じに出来ないが、戦後の時代にネクタイ、上着着用の大臣差し置きノーネクタイ、ワイシャツ腕まくりで職務に当たっていた。外見のみならず仕事も異色「ミスター通産省」「風越大臣・九鬼次官」とまで言われてしまう。そして引き際、天下りをしなかったさわやかさは清廉潔白。この本を読むことででモデルの佐橋滋に興味を持ち、「異色官僚」佐橋滋を読むこととなる。
「異色官僚」 文庫にて購入
 この本は現役時代から書き始められていたという点からして異色。生い立ちから商工省入省、そして戦争体験、労組委員長へと話は進む。氏自身の記録の為予想以上に面白く、官僚たちの夏に書かれた型破りな人事。「佐橋大臣・三木次官」についても真相が語られている。そして日産とプリンスの自動車メーカーの合併にも関われていたのは驚きだった。
 最後に解説のページを開けたら佐高信とあった・・・